2月15日、ソチ冬季オリンピック・フィギュアスケート男子(アイスバーグ・スケーティング・パレス)が行われ、羽生結弦選手(ANA所属、人間科学部通信教育課程 eスクール在学=東北高)が金メダルを獲得しました。同種目で日本勢初の金メダル獲得です。
羽生選手は前半のショートプログラムで世界歴代最高得点101.45点の高得点で1位発進、後半のフリーでは4回転ジャンプに挑戦し転倒したものの、フリー1位となる178.64点をあげ、見事にオリンピック初出場で熱い激闘を制しました(合計280.09点)。
冬季オリンピックでの早大関係者の金メダル獲得は、2006年トリノ大会の荒川静香選手(2004年教育卒)以来8年ぶりです。また、冬季オリンピックでの現役早大生のメダル獲得は、1992年アルベールビル大会の荻原健司選手(1992年人科卒)ほかのノルディック複合団体・金メダル以来、22年ぶりです。
早稲田大学総長の祝辞
羽生結弦選手のソチオリンピック金メダル獲得を心よりお祝い申し上げます。
冬季オリンピック正式種目では1992年アルベールビルオリンピックでのスキーノルディック複合競技団体・金メダル以来(荻原健司さん:1992年人科卒、 河野孝典さん:1991年人科卒)となる早稲田大学学生によるメダル獲得を大変に誇らしく思います。
また、12日の渡部暁斗選手(2011年スポ科卒)に続く快挙は、全国の早稲田大学関係者、早稲田ファンを大いに沸かせてくれただけでなく、日本国民に勇気と希望と感動を与えてくれました。この快挙をステップに、より一層の活躍を期待したいと思います。
早稲田大学総長 鎌田 薫