東京選手権 10月2~4日 東京・田中貴金属アイスアリーナ
【フィギュアスケート】穂積と山田が東日本へ!復帰戦の千葉は4位
【2026.10.7 早稲田スポーツ】記事:写真 上杉美結、川田真央、戸叶結菜、村井未歩

『Stairway to Heaven』を演じる山田琉伸(人通4=埼玉栄)
昨年に引き続き、今年も田中貴金属アイスアリーナで東京選手権が行われた。10月末に行われる東日本選手権への出場権をかけた今大会には、数多くの実力者たちが参戦。早大からは穂積乃愛(人通3=東京・駒場学園)と山田琉伸(人通4=埼玉栄)の2人が東日本選手権の切符をつかんだ。
★シニア女子SP

『TAKE FIVE』を演じる吉本玲(国教4=兵庫・芦屋国際中教校)
女子SPの第2グループ。1番滑走でリンクに上がった吉本玲(国教4=兵庫・芦屋国際中教校)は、フィギュアスケートの定番曲であるジャズナンバーの『TAKE FIVE』を披露した。東京夏季競技会(東京夏季)では、赤を基調とした衣装に身を包んで登場した吉本だったが、今大会では打って変わってエメラルドグリーンの衣装をまとい、新たな『TAKE FIVE』の世界観を表現する。曲が始まると、特徴的な5拍子のリズムを拾いながら、小じゃれた足さばきでステップを踏んでいく吉本。冒頭に予定していた3回転サルコウは惜しくも2回転サルコウとなってしまい、続く2回転アクセルも1回転アクセルと判定され、どちらのジャンプも規定違反による無得点となってしまった。「私にとってジャンプが1番の課題」と語る吉本。しかしながら、吉本の強みである伸びやかなスケーティング、そして美しいスピンは健在だった。基礎点の高い足換えコンビネーションスピンでは最高評価のレベル4を獲得し、出来栄え点の面でも高い評価を受けた。ひと漕ぎでよく伸びる吉本のスケートに合わせて、『TAKE FIVE』を指先の表情まで見事に表現した。吉本はSP29・73点で41位にとどまり、惜しくもFSに進出することはかなわなかった。次戦に向けて、ジャンプの強化を誓うとともに、自身の武器であるスケーティングについても高みを目指す吉本。『TAKE FIVE』の完成版を我々が目にする日は近いだろう。

『Skyfall/The Name’s Bond… James Bond』を演じる千葉百音(木下グループ/人通3=宮城・東北)

『24のカプリース』を演じる穂積乃愛(人通3=東京・駒場学園)
続いて登場したのは穂積。「より点数の高いものを」と、前回の東京夏季ではミスが出たサルコウをルッツに変更し、今大会に臨んだ。冒頭の2回転アクセルをきれいに成功させると、直前の6分間練習で入念に確認していた3回転ルッツへ。惜しくも手をついてしまうも、その後のスピンではレベル4を獲得し、流れを取り戻す。続くコンビネーションジャンプも確実に決めると、『24のカプリース』のリズムに乗り、軽やかなステップシークエンスを見せる。加速していくピアノのメロディーに合わせ、勢いを落とすことなくレイバックスピンを回り切りフィニッシュ。53・63点の12位で、昨年よりも高い順位でFSへの進出を決めた。→続き・コメントを読む




