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競走部【連載】箱根事後特集『萌芽(ほうが)』

【連載】箱根事後特集『萌芽(ほうが)』

【2024.02.06早稲田スポーツ】扉絵作成 廣野一眞

花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)のもと2回目となった東京箱根間往復大学駅伝(箱根)。調整も上手くいき万全だったはずが、直前のアクシデントに苛(さいな)まれ複数の実力者を欠くことに。しかし出走選手全員が持てる力を最大限に発揮し、総合7位でゴール。来年、総合3位以内という花が開くために、収穫の多いレースとなった。

今回の対談では、箱根を走った10人と花田駅伝監督に箱根を中心とした1年の振り返り、そして来年度の展望を伺った。

【第1回】1区 間瀬田純平(2/6)
【第2回】2区 山口智規(2/6)
【第3回】3区 辻文哉(2/7)
【第4回】4区 石塚陽士(2/7)
【第5回】5区 工藤慎作(2/8)
【第6回】6区 栁本匡哉(2/8)
【第7回】7区 諸冨湧(2/9)
【第8回】8区 伊福陽太(2/9)
【第9回】9区 菖蒲敦司駅伝主将(2/10)
【第10回】10区 菅野雄太(2/10)
【第11回】花田勝彦駅伝監督(2/11)

【第1回】間瀬田純平

取材・編集 植村皓大

1区を走る間瀬田

2年連続で東京箱根間往復大学駅伝(箱根)の1区を任され、昨年を上回る区間12位の結果を残した間瀬田純平(スポ2=佐賀・鳥栖工)。しかし、間瀬田が語ったのは流れを作れなかった悔しさだった。箱根を終えた今の心境、そして今シーズンに懸ける思いに迫る。→続きを読む

◆間瀬田純平(ませだ・じゅんぺい)

2004(平16)年2月17日生まれ。172センチ。佐賀・鳥栖工高出身。スポーツ科学部2年。第100回箱根1区1時間1分53秒(区間12位)。ほとんどが母校、鳥栖工高出身の選手で構成されている都道府県対抗駅伝佐賀代表チームについて、「とても親しみやすい雰囲気」と語る間瀬田選手。中でも2学年先輩の明大、杉選手は尊敬する存在だそうです!

【第2回】山口智規

取材・編集 草間日陽里

2区を走る山口

東京箱根間往復大学駅伝(箱根)では、チームに付勢して、流れを手繰り寄せる走りを見せた山口智規(スポ2=福島・学法石川)。臨んだ2区では、渡辺康幸氏(平8人卒)の持つ早稲田記録を、29年ぶりに塗り替える偉業も成し遂げた。そんな山口に、エースとして挑んだ箱根の振り返り、そして、見据える今後について伺った。→続きを読む

◆山口智規(やまぐち・とものり)

2003(平15)年4月13日生まれ。172センチ。福島・学法石川高出身。スポーツ科学部2年。第100回箱根2区1時間6分31秒(区間4位)。解散期間中に成人式に参加された山口選手。「成人式で紹介してもらったので、変に街に行って歩けなかった(笑)」と印象に残っているエピソードを教えてくださいました!

【第3回】辻文哉

取材・編集 星野有哉

3区を走る辻

念願の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)初出走を果たし、太田蒼生(青学大)や佐藤圭汰(駒大)ら実力揃いの3区で堂々たる走りを見せた辻文哉(政経4=東京・早実)。大きな期待を受けながら、故障に悩み続けた男が長い雌伏の時の先に見えた景色とは。本懐を遂げた裏側と将来の展望に迫った。→続きを読む

◆辻文哉(つじ・ふみや)

2002(平14)年1月4日生まれ。167センチ。東京・早実高出身。政治経済学部4年。第100回箱根3区1時間2分39秒(区間7位)。深夜ラジオを愛聴するなど、お笑いに造詣が深い辻選手。イチオシのネクストブレイクの漫才師を伺ったところ、ママタルトを挙げてくださりました!

【第4回】石塚陽士

取材・編集 加藤志保

4区を走る石塚

今年の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で2年ぶりとなる4区を任された石塚陽士(教3=東京・早実)。だが、全日本大学駅伝対校選手権(全日本)の頃から感じていた足の不調もあり、満足のいく走りからは程遠い結果に終わった。「苦しかった」という言葉を何度も繰り返した21・3キロを走り切って感じたこと、そして大学ラストイヤーに向けての思いも伺った。→続きを読む

◆石塚陽士(いしづか・はると)

2002(平14)年4月22日生まれ。170センチ。東京・早実高出身。教育学部3年。第100回箱根4区1時間2分50秒(区間13位)。解散期間中には同期の伊藤大志選手らと旅行で箱根を訪れたという石塚選手。最近は箱根が観光しに行く場所だという認識がなかったため、「意外と遊ぶ場所があるんだな」と感じたそう。今年走れなかった伊藤大志選手に5区のゴールのところを走らせてゴールテープを切るふりをさせたり、足湯に浸かったり、いつもとは違う感覚で箱根を楽しめたそうです!

【第5回】 工藤慎作

取材・編集 髙杉菜々子、飯田諒

5区を走る工藤

 

1年生で唯一、三大駅伝全てに出場した工藤慎作(スポ1=千葉・八千代松陰)。出雲全日本大学選扳駅伝(出雲)と全日本大学駅伝対校選手権(全日本)では思い通りの走りができず苦しんだが、東京箱根間往復大学駅伝(箱根)では1年生ながら5区で区間6位と大健闘。「山の名探偵」として注目され、来シーズン以降の活躍にも期待が高まる工藤に箱根での感想を中心に様々なことを伺った。→続きを読む

◆工藤慎作(くどう・しんさく)

2004(平16)年11月10日生まれ。168センチ。千葉・八千代松陰高出身。スポーツ科学部1年。第100回箱根5区1時間12分(区間6位)。対談では、初めて顔と名前が一致した野球選手である里崎智也さんから反応をいただき嬉しいです!と笑顔を見せてくれました。

【第6回】栁本匡哉

取材・編集 田島凜星、近藤翔太

6区を走る栁本

山下りで2年ぶりの箱根路を走ることになった栁本匡哉(スポ4=愛知・豊川高校)。周囲の期待を背負って入学するも、ケガや不調に苦しんだ4年間だった。最後の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で何を感じたのか、そしてこの4年間はどのような時間だったのかを振り返ってもらった。→続きを読む

◆栁本匡哉(やなぎもと・まさや)

2002(平14)年1月11日生まれ。167センチ。愛知・豊川高校出身。スポーツ科学部4年。第100回箱根6区1時間1分2秒(区間20位)。仲の良い友達とは皆でタコパをするのがお決まりだそうで、箱根が終わった後もしたとのこと。地元愛溢れる栁本選手の、愛三工業での走りに期待です!

【第7回】諸冨湧

取材・編集 佐藤結、草間日陽里

7区を走る諸冨

自身2度目の出走となる東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で、7区を走った諸冨湧(文4=京都・洛南)。急きょの出走であったものの、動揺することなく、持ち前の安定した走りを見せた。そんな諸冨は今年の箱根で、10年間に及んだ陸上競技人生に幕を閉じた。諸冨がラストランに込めた思い、そして、競走部での4年間を振り返って今、思うこととは。→続きを読む

◆諸冨湧(もろとみ・わく)

2001(平13)年10月12日生まれ。168センチ。京都・洛南高出身。文学部4年。第100回箱根7区1時間04分30(区間14位)。レース前にはリポビタンDを飲むのがルーティーンだという諸冨選手。箱根前は奮発して買ったリポビタンDスーパーを飲んだそうです!

【第8回】伊福陽太

取材・編集 出口啓貴

今年の箱根で同期の日野から給水をもらう伊福

伊福陽太(政経3=京都・洛南)にとってエンジデビューとなった昨年の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)から一年。一年前とは異なり、上級生として、箱根経験者として迎えた今年の箱根は伊福にとってどのようなものとなったのか。そしてエンジラストイヤーの目標とは。→続きを読む

◆伊福陽太(いふく・ようた)

2002(平14)年12月23日生まれ。172センチ。京都・洛南高出身。政治経済学部3年。第100回箱根8区1時間4分56秒(区間5位)。京都出身の伊福選手、上京して3年がたちますがまだまだ関西弁は抜けないそうです。取材中もこてこての関西弁で応じてくれました。

【第9回】菖蒲敦司駅伝主将

取材・編集 近藤翔太

9区を走る菖蒲駅伝主将

2年連続で復路のエース区間・9区を走った菖蒲敦司(スポ4=山口・西京)。駅伝主将として挑んだ最後の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)を振り返るとともに、世界を見据える実業団での意気込みを伺った。→続きを読む

◆菖蒲敦司(しょうぶ・あつし)

2001(平13)年12月16日生まれ。169センチ。山口・西京高出身。スポーツ科学部4年。第100回箱根9区1時間10分22(区間11位)。来年の箱根は記者席に座りたいと話してくださった菖蒲選手。伊藤大志次期駅伝主将が率いる新チームが優勝候補と言われるくらい成長できるように、そして菖蒲選手自身も世界の舞台で活躍できるように。今後も早大の活躍から目を離せません!

【第10回】菅野雄太

取材・編集 長屋咲希、田島凜星

10区を走る菅野

2度目の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で再び10区を任された菅野雄太(教3=埼玉・西武学園文理)。今年は前半から攻めのレースを展開し、昨年のリベンジを果たす区間5位の快走を見せた。そんな菅野に、今大会の振り返りと、最上級生として迎える来季の意気込みを伺った。→続きを読む

◆菅野雄太(かんの・ゆうた)

2002(平14)年5月7日生まれ。165センチ。埼玉・西武学園文理出身。教育学部3年。第100回箱根10区1時間9分(区間5位)。クラシック音楽が好きな菅野選手。監督から「第三楽章はアレグロでいこう」と声をかけていただいたことで緊張がほぐれたそうです!

【第11回】花田勝彦駅伝監督

取材・編集 飯田諒

合同取材での花田駅伝監督

対外的には総合5位以内を目指して臨んだ東京箱根間往復大学駅伝(箱根)。しかしその裏では複数の主力が直前に体調不良を起こし、シード権を目標へと下方修正していた。そんな苦しい台所事情の中で、花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)が何を意図して区間配置を決め、箱根当日は何を考えていたのか。今後の展望も合わせて、花田監督の胸中を伺った。→続きを読む

花田勝彦(はなだ・かつひこ)

1971(昭46)年6月12日生まれ。滋賀・彦根東出身。平6人間科学部卒。1994年日本選手権5000メートル優勝。アトランタ、シドニー五輪日本代表。2004〜2016年上武大学駅伝部監督、2016〜2022年GMOインターネットグループ・アスリーツ監督。2022年〜早稲田大学競走部駅伝監督。

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