競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として「希望の車いす」の活動を部員に広報しました。7月7日に応援部員1名、準硬式野球部員1名、7月14日には準硬式野球部員5名が参加しました。
「希望の車いす」とは?
世界中に車いすを必要としている人々は約2,000万人いると言われています。そのほとんどの人々は経済的理由で車いすを購入することができません。一方、日本には使われなくなった車いすがたくさんあります。これらの車いすを無償で提供いただき、丁寧に整備して修理を行い、主に東南アジアの人々に無償で送り届けると共に「希望」も届ける活動を行っています。
開催日:毎週火曜日 午前10:00~16:00
会場:聖書キリスト教会5階
東京都練馬区豊玉北1-12-3
(西武池袋線「江古田駅」から徒歩8分、大江戸線「新江古田駅」より徒歩4分)
概要:提供いただいた車いすをクリーニングし、整備しなおす作業を行います。毎年2回、整備が完了して整理番号をつけ、ビニールで包装した車いすをエレベーターで5階から1階まで下ろし、コンテナへ運び出す作業も実施します。
主催:NPO法人「希望の車いす」
活動報告
7月7日(火)は、通常の清掃作業に加え、翌週のコンテナへの積み込み作業のための点検作業として、タイヤに空気がきちんと入っているか、梱包が正しくされているか、整理番号が正しく付与されているかなどの確認を行いました。
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7月14日(火)は、最初に、125台の車いすをエレベーターを使って5階から1階に下ろす作業を行いました。そして、1階の玄関前にて、車いすのタイヤの空気が漏れていないかどうかのチェックや整理番号ならびに配送先の確認作業も行いました。
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配送担当者によるチェックリストとの照合後、車いすを1台ずつ玄関前に並べて、トラックのコンテナへ積み込む作業を行いました。部員たちは大粒の汗をかきながらも真剣に作業に集中し、1台ずつ、すべて形も大きさも異なる車いすをトラックの奥から丁寧に積み上げ、125台の全ての車いすを無事に、タイのチェンマイへ送り出す作業を完成させることができました。
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今回の活動に初めて参加した諏訪健太選手(スポーツ科学部1年)は、「車いすは種類によっては非常に重いものもあり大変ではありましたが、それ以上にやりがいも大きかったです。もっとたくさんの方に『希望の車いす』の活動を知ってもらい参加していただけたら嬉しいです」と語っています。
WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。