
男子やり投げ決勝で9位だったディーン元気=ユージン(代表撮影・共同)
早稲田大学競走部OBのディーン元気(2014年スポーツ科学部卒)は7月23日、世界陸上の男子やり投げに出場し、決勝に進出を果たしました。
ディーンは2012年ロンドン五輪に現役早大生として出場。82m07で決勝に進出するも、惜しくも入賞は果たせず最終順位9位で大会を終えました。以来けがなどもあって不振が続いていたディーンにとって、今回の世界陸上は10年ぶりとなる国際舞台であり、復活を印象付ける活躍となりました。また、世界陸上やり投げでは日本勢として7年ぶりとなる決勝進出となりました。

男子やり投げ決勝 ディーン元気の1回目の投てき=ユージン(共同)
予選では、今季自己ベストの82m34をマーク。決勝に進み、80m69で9位の好成績を残しました。ディーンは「やることをシンプルにこれからも進む、来年は追いつく!」と決意を新たにしています。
文・五十嵐香音(学生スタッフ・政治経済学部2年)
オレゴン世界陸上 やり投げ決勝 80m69 9位
世界は近いようで数歩先に進んでた。
やることをシンプルにこれからも進む、来年は追いつく!
僕をベスト8から降ろした投擲をしたのは🇫🇮のオリバー選手。
🇫🇮がまた僕に火をつけてくれました。
ありがとう。
🇫🇮
応援ありがとうございました! pic.twitter.com/PgjJGSXF2A— ディーン元気 (Genki Dean) (@GenksRoderick) July 24, 2022
過去記事
【連載】『平成25年度卒業記念特集』 第25回 ディーン元気/陸上競技
【2014.02.25早稲田スポーツ】記事 石丸諒、写真 目良夕貴
誰もが憧れる世界最高峰のスポーツの祭典・五輪。ロンドンの地で行われたその晴れ舞台でディーン元気(スポ=兵庫・市尼崎)が放ったやりは82メートルの決勝進出ラインを上回ってみせる。ずっと目指してきた憧れの場所で躍動した瞬間だった――。→続き・コメントを読む