2月7日(土)、競技スポーツセンターは第13回早稲田大学コーチサミットを開催し、73名の監督、コーチが参加しました。今回のテーマは「チーム力の向上」を掲げて、実施しました。
第一部は、2012年8月のロンドンオリンピックにて、日本卓球界、悲願の初メダル獲得に導いた女子ナショナルチーム監督の村上恭和氏をお迎えし『勝利はすべて、ミッションから始まる』というタイトルでご講演いただきました。敵を知り、己を知り、大きな戦略を定め、そこから小さな戦略、戦術へとブレイクダウンして「今、やるべきこと」を明確にしていったという長い監督生活から身についてきた指導法をお話しいただきました。「敵を知り尽くす」「リーダーが信頼関係の起点となる」「学ぶ人間を育てる」というリーダー論に加えて、オリンピック銀メダル獲得に向けての綿密なプロセスなど臨場感あふれるお話しを伺うことができました。
第二部は、フェンシング部監督の中村立雄氏、卓球部女子部門監督の櫻井茂雄氏のお二人から部におけるチームの強化策、リーダーシップの取り組みや選手たちの成長について詳しくお話しいただくと共に、会場に参加されている体育各部の監督からも質疑応答を行い、互いに情報共有を行いました。
なお、当日は、競技スポーツセンターと箇所間協定を結んでいる大塚製薬株式会社様より、健康補助食品を提供いただきました。
競技スポーツセンターでは、早稲田スポーツの競技力向上を目指し体育各部の指導者を一堂に会して「早稲田大学コーチサミット」を年2回開催していま す。早稲田大学体育各部44部の監督、コーチなどを対象に、毎回テーマを設定して各界専門家によるセミナーをはじめ、各部ケーススタディなどを行い情報共有を行っています。