
東京五輪の男子400m障害で力走する山内大夢選手(左)=共同通信
山内「準決勝で走れたことは今後の貴重な財産」
東京オリンピック2020 2021.08.01 東京・国立競技場
8月1日に行われた陸上男子400メートル障害準決勝で49秒35で3組6着となった、早稲田大学競走部の山内大夢選手(スポーツ科学部4年)。日本史上初となる決勝進出は果たせませんでしたが、「学生として出場出来たこと、準決勝で走れたことは今後の貴重な財産です」と語り、「ここまでたくさんのサポートや応援があり走りきることができました!本当にありがとうございました!」と、自身のツイッターで感謝の気持ちを述べました。
東京五輪 準決勝 組6着でした。
この舞台に立てたことが本当に嬉しいですが、世界との差を強く感じたレースになりました。
学生として出場出来たこと、準決勝で走れたことは今後の貴重な財産です。
ここまでたくさんのサポートや応援があり走りきることができました!
本当にありがとうございました! pic.twitter.com/ApxKYymcQV— 山内 大夢 Hiromu Yamauchi (@08bigdream24) August 2, 2021
ファイナル進出とはなりませんでしたが、大舞台で準決勝に進出し堂々と戦いました!
応援ありがとうございました。
秋からのシーズンも応援のほど宜しくお願い致します🔥#誇りを胸に世界へ挑む#Tokyo2020 #臙脂で染めろ#早稲田人たれ https://t.co/XfkZA6TWTi
— 早稲田大学競走部 (@Waseda_Kyoso) August 2, 2021
「しっかり反省・改善して、今後の競技に生かしていきたい」

レースを終え、厳しい表情を見せる山内選手(共同通信)
世界のトップ選手たちに必死に食らいついていく山内選手。後半の伸びが持ち味でしたが、力走を続けるものの徐々に海外の強豪たちに引き離されて49秒35の3組6着。レース後、しゃがみこんで電光掲示板を見つめ、立ち上がると悔しい表情を見せました。上位8人のファイナルに残れば、日本初の決勝進出となるはずでしたが、夢は3年後のパリに持ち越しとなりました。
「全体的な走力や技術的な部分などで、まだまだ未熟な部分があって、しっかりこの舞台で出せたかというと、ラストの直線がけっこういっぱいいっぱいになって、そこでトップの選手に離されてしまった」(JAAF)とレースを振り返った山内選手。「この舞台に立てたことが本当に嬉しいですが、世界との差を強く感じたレースになりました」と、正直に話しました。
今年5月に五輪の舞台と同じ国立競技場で、従来の自己ベストを1秒以上更新する48秒84を記録して五輪代表候補に急浮上し、1年間で急成長を遂げました。自己ベスト更新を最低目標としていた山内選手は「オリンピックという舞台では自分の力がまだまだ出せていない、もしくは自分の力が全然足りていないという部分があると思います。このレースをしっかり反省・改善して、今後の競技に生かしていきたい」(JAAF)とし、さらなる成長を誓いました。
出場選手・競技結果 山内大夢(スポーツ科学部4年・早大競走部)
▽陸上男子400mハードル準決勝
3組:49秒35・6着 敗退
【速報動画】#陸上 男子400mハードル準決勝#山内大夢 選手は決勝進出ならず
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— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 1, 2021