早稲田大学ア式蹴球部は、アンプティサッカーチーム「FCアウボラーダ」の半澤監督、選手10名を東伏見キャンパス サッカーグラウンドにお招きし、アンプティサッカー体験交流を行いました。
開催概要
◆日時:2016年11月27日(日)13:00~15:00
◆場所:早稲田大学東伏見キャンパスサッカーグラウンド
◆参加者:早稲田大学ア式蹴球部員(40名)、一般学生(2名 国際コミュニティセンターから参加)
◆協力:FCアウボラーダ(10名)
「アンプティサッカー」とは
主に上肢または下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカーです。
従来のような障がい者スポーツに必要とされた専用器具を使わず、日常の生活やリハビリ医療目的で使用しているクラッチ(主にロフストランドクラッチ)で競技を行うため、足や手に障がいを持つ人々にとって最も気軽に楽しめるサッカーです。
【ルール】
・人数:7人
・試合時間:25分ハーフ
・ピッチサイズ:60m×40m(国際基準)
・ゴールサイズ:5m×2.15m(少年用サッカーゴール)
・用具:2本の医療用補助器具(ロフストランドクラッチ)を使用
・その他:ゴールエリアはなし、オフサイドなし、ゴールキーパー以外は自由交替、スローインではなくキックイン
活動報告
社会貢献担当、西本八博選手(スポーツ科学部4年)のFCアウボラーダの皆さんへの歓迎挨拶から始まりました。その後、半澤監督からアンプティサッカーについての歴史、国内での普及状況、ゲームのルール説明を伺い、また、ブラジル出身で日本代表のエンヒッキ選手による見事な片足リフティングやパスのデモンストレーションを見せていただきました。そして、4つのグループに分かれてのパス回し、シュート練習後、10分ハーフによるミニゲームを2試合行いました。
ミニゲーム終了後、最初に練習を行った4グループに戻り、それぞれ自由に交流する機会を持ちました。部員たちは何をどこまで伺ってよいのか不安に思いながら質問し、FCアウボラーダの選手の皆さんからは、サッカーに対する思い、また足を切断するに至った理由等もお話しいただきました。皆さんの様々なハンディを乗り越えてきた力強さに励まされ、非常にかけがえのない時間をすごさせていただきました。
WAPボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。