• ニュース
  • JICA草の根技術協力事業「参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上」インドネシア・バリ島現地活動報告(vol.2)

JICA草の根技術協力事業「参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上」インドネシア・バリ島現地活動報告(vol.2)

JICA草の根技術協力事業「参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上」インドネシア・バリ島現地活動報告(vol.2)
Posted
Wed, 01 Jul 2026

JICA草の根技術協力事業「参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上」インドネシア・バリ島現地活動報告(vol.2)

早稲田大学社会科学総合学術院は2024年11月より、独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業「参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上」プロジェクトを実施しています。インドネシア・バリ島におけるコメ農家の所得向上を目的とし、農業分野における貧困削減を目指しています。

インドネシア・バリ島のJICA草の根技術協力事業において米収穫の視察とプレス取材・収穫体験ツアー実施
場所:インドネシア共和国バリ州ギャニャール県テガララン郡ププアン村スバック・ティンブル

2026年6月11日、バリ島ギャニャール県テガラランのスバック(伝統的な水利組織)・ティンブルにおいて、JICA草の根技術協力事業「参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上プロジェクト」に関する視察とプレス取材を実施しました。

当日は、在デンパサール日本国総領事館の宮川勝利総領事が視察に訪れ、ギャニャール県農業局、ギャニャール県地域研究・イノベーション局、本プロジェクトの現地カウンターパートであるドウィジェンドラ大学等とともにプロジェクトの活動を視察しました。

この視察では、本プロジェクトを通して設立された販売特化型農民組織「Timbul Harmoni(ティンブル・ハーモニー)」に米を提供している構成農家の農地を見学し、実際に伝統的な稲刈りや脱穀作業を体験しました。また、その後の工程となる精米・包装工程などをティンブル・ハーモニーで見学しました。

ティンブル・ハーモニーは、地域の小規模農家が主体となって生産から販売までを一体的に行う目的で設立された組織です。現在、品質管理の強化、精米・包装工程の改善、地域ブランド米の開発・販売、さらには販路開拓などに取り組んでいます。

また、翌日2026年6月12日には、バリ日本人会を対象とする収穫体験ツアーも開催され、同じく農地や精米・包装工程の見学・収穫体験が行われました。 

今回のプレスによる取材には、バリ最大手のテレビ局や新聞社、全国紙のメディア等も参加し、プロジェクトの活動や成果について広く取り上げられました。農家所得の向上とバリ伝統のスバック文化の保全を両立する、持続可能な農業経営モデルとしてメディアからの関心も高く、多数のTV・新聞報道やSNS等の媒体を通じて本プロジェクトの活動が広く発信されました。

本プロジェクトでは、今後も農家、地方政府、大学、企業、NGOおよび日本の関係機関との連携を通じて、バリの地域農業の持続可能な発展に取り組むとともに、地域ブランド農作物のさらなる価値向上と販路拡大を目指していきます。