フューチャー・デザイン |
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○概要私たち(現世代)は、窒素循環、リン循環、炭素循環などを含むさまざまな原子レベルの循環を壊し、まだ見ぬ将来世代を「不可逆的かつ急激な環境変化」の危険性がある境界(ティッピングポイント)に追い込もうとしています。それでは、そうならないようにサイエンティストやエンジニアに任せればよいのでしょうか。ところが、歴史をひもとくと、彼らが循環を壊す側にいることがよくあるのです。加えて、私たちの社会の根幹に関わるシステムである市場や民主制も将来を見る目を持たないこともわかっています。そのため、今こそ、私たち自身が将来を見る目を持つために新たな社会装置をデザインするときではないのでしょうか。フューチャー・デザインはそのような社会装置をデザインする新たな分野です。本報告では、ここ数年のフューチャー・デザインの進展を皆さんと共有したいと思っています。人類の存続を目指して、ご一緒にフューチャー・デザインしませんか。 |
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○研究グループ |
環境問題と非線形動学 |
○報告者 |
西條辰義(総合地球環境学研究所プログラム・ディレクター、高知工科大学フューチャー・デザイン研究所・所長) |
○開催日時 |
7月9日(金曜日)13:00~14:30
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○開催場所 |
オンライン |
○参加申込先 |
参加をご希望の方は、<参加登録フォーム>からご登録ください。 |
○対象 |
学生・教職員・研究グループメンバー・一般 |
○主催 |
早稲田大学先端社会科学研究所 |
○お問合せ先 |
先端社会科学研究所事務局([email protected]) |