2016年5月23日(月)撮影
今回は環境・エネルギー研究科および総合機械工学専攻環境・エネルギー部門のM1生を対象とした科目のひとつ環境・エネルギー学演習Bの地域演習の活動について、ご紹介いたします。
本科目は「地域を学ぶ、地域とつながる、地域に貢献する」を実践することを通じて、多面的・多角的な視点の獲得、コミュニケーション能力の獲得・向上、および情報収集・整理・考察を客観的かつ論理的に進める能力の向上を目的としています。
本庄キャンパスを中心に、本庄市周辺地域の行政、福祉、農業、教育等さまざまな現場で活動する方々を密着取材し、そこから得た情報を基に地域社会の抱える問題や課題を明確に理解し、発表報告会での発表をもって地域への還元を図る、といった内容です。
第4回目の実施となるこの日は、本庄市の市長講演・ディスカッションが行われるため、履修生18名が本庄市役所を訪問しました。
市長講演では、本庄市の土地の特色、特産物、産業について等、スライド資料をもとに市長が分かり易く説明してくださいました。履修生には中国からの留学生も多く、皆、興味深く市長の講演に耳を傾けていました。
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その後、市長への質問の時間となり、履修生からは「リーダーに必要(大事)なことは?」「お金と時間があったら一番やりたいことは?」「市長以外にやってみたい職業は?」など、普段ではなかなか聞けないような面白い質問が飛び交いました。
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吉田市長は終始笑顔で真摯に答えて下さり、時には市長としてではなく、先輩としてのよきアドバイスをくださり、履修生にとって大変貴重な時間となりました。
最後は、次回から実施の密着活動に向けて、それぞれグループごとに取材させていただく地域の方々と打合せを行いました。少なくとも今後3回は、行政、福祉、農業などさまざまな職種の方々に取材をさせていただくことになります。
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約3時間にわたり吉田本庄市長、地域の方々との交流を深めた履修生の皆さん。実際に様々な分野で活動する皆さまから、この後の密着取材を通じ、教室では学べない現場での貴重な体験を基に、現場に内在する問題や課題を見つけ出し、解決に向けて深く考察していただきたいと思います。
吉田本庄市長、地域の皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。