グローバル化する環境問題(特にものづくりや資源・エネルギー循環に関わる技術面、制度面や地域での対応の課題)と企業活動の課題を国際的な産学官の連携で解決に導く環境リーダーを育成する。
本課題の環境リーダーは主に対象とする国との間で、語学においても、技術面と文化、制度面からもデュアルに対応可能な人材を定義し、以下に示す修士課程履修モデルと博士後期課程履修モデルを設置する。
修士課程カリキュラムにおいては語学面の強化、学問領域統合型対応、現場・現実・現物主義の対応を旨としており、地域の問題をふまえた演習や企業等との共同研究、インターンシップにおけるOJT教育などに特色がある。卒業後は国外リーダーにも短期で国内就職をすることを推奨する。
修士課程の履修要素としては基本的に留学生を協定校等から招き、日本人学生との交流を促進しながら日英語学混在環境での教育を行う。交流のしくみとしては日本人学生を留学生コミュニケーターとして雇用し国内リーダーの国際感覚を養成する。
また、連携企業へのインターンシップや短期就職を通じて日本の商習慣を理解した海外リーダーを育成する。こうした人材は将来、日本と対象国においてデュアルに活躍することができると考える。
本プログラムは、国際的な視野で環境に実践的・具体的に取り組み、企業や自治体等の組織内でリーダーシップを発揮できる人材を育成すために設置された。
各学生の環境に関する専門分野に加えて、横断的なテーマで広く実践的かつ国際的な知識と経験を培うことを狙いとしている。