シンポジウム
「中国民法典の制定と比較契約法の課題」
中国では、民法通則(1986年)以降、担保法(1995年)、契約法(1999年)、物権法(2007年)、権利侵害責任法(2009年)、渉外民事関係法律適用法(2010年)、民法総則(2017年)などの民事単行法を制定してきましたが、全人代常務委員会法制工作委員会は、2020年を目途にこれらをまとめて中国民法典を制定することを考えているといわれています。
本シンポジウムでは、現段階における中国の民法典編纂状況と、それが契約法の比較研究に対して提起する課題について、人民大学法学院の諸教授と意見交換し、研究交流を図るものです。
- 日 時 2017年11月22日(水) 14:00~17:30
- 場 所 早稲田大学8号館3階大会議室
- 主 催 早稲田大学比較法研究所
- 共 催 早稲田大学法学部、法務研究科
報告者
姚 輝(人民大学法学院教授)「中国民法典制定における若干の重大問題について」
朱 虎(人民大学法学院准教授)「中華人民共和国民法典編纂における契約編の疑難問題」
丁相順(人民大学法学院教授)「機能主義と中日契約法の比較について」
通 訳
但見 亮(一橋大学法学研究科准教授)
文 元春(早稲田大学法学学術院准教授)
どなたでもご参加いただけます。直接会場にお越しください。https://www.waseda.jp/folaw/icl/
お問合せ:早稲田大学比較法研究所 [email protected]
参考
開催報告