Graduate School of Law(Juris Doctor Program/Law School)早稲田大学大学院法学研究科法曹養成専攻(法科大学院)/早稲田大学大学院法務研究科

OB・OGの声

尾川 佳奈:OB・OGの声

たくさんの人と出会うことが、実務家への成長の一歩です!

尾川 佳奈[未修コース] 尾川 佳奈(弁護士)

 

2013年 学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科 卒業
2013年 早稲田リーガルコモンズ法律事務所 事務局として勤務
2018年 早稲田大学大学院法務研究科 入学(入学形態:未修)
2021年 早稲田大学大学院法務研究科 修了
2021年 司法試験合格/75期司法修習生
2022年 弁護士登録
2022年12月~早稲田リーガルコモンズ法律事務所にて弁護士として勤務。

ご自身の就職活動を振り返り、その流れについて教えてください。

 ロースクール入学前、現在所属している早稲田リーガルコモンズ法律事務所で事務職員として勤務していたことから、ロースクール入学当時から、いつかは事務所に戻りたいと考えていました。
他方で、違う事務所を経験したほうが良いのではないかという思いもあり、在学中は、エクスターンシップに行ったり、クリニックの活動などをとおして、様々な弁護士の方と会って話を聞くことを意識的に行っていました。
3年間の在学中の経験から、やはり自分がやりたい事件・活動に取り組むためには、事務所に戻ることが一番であると考えたことや、早い時期から事務所運営に携わりたいと考え、現在の勤務先に戻る選択をしました。
最終的に就職活動らしい就職活動はしませんでしたが、在学中に様々な弁護士の方と会ったことで、自分の取り組みたいことがクリアになり、自信を持って進路を決めることができました。

就職のために、在学中に取り組んだことはありますか。

 法律事務所で働いていた経験から、この業界は人脈が重要という感覚を持っていたため、入学当時から実務家の方と会うチャンスを大事にしていました。
なかでも、エクスターンシップに参加し、他の事務所の中に入ることができたのは貴重な経験でした。その事務所の弁護士の方の仕事が見れるだけでなく、それぞれの事務所の良いところに気付いたり、事務所のどんなところを伸ばしていきたいかなどを考えるきっかけにもなりました。
クリニックでは、指導担当の弁護士の方が取り組んでいる事件について話を聞いたり、地方で働く弁護士の方に会う機会もあり、弁護士にも様々なフィールドがあるということを改めて知ることができました。
また、実務家教員の方が担当される授業では、授業や懇親会をとおして、法曹三者問わず積極的に話を聞くようにしました。もともと弁護士志望でしたが、弁護士以外の仕事について理解を深めることで、それぞれの仕事の魅力を知ることができました。

在学中の学修や取り組みが現在の仕事にどう影響していますか。

 在学中に参加した震災復興支援クリニックの活動がきっかけで、現在、浪江町支援弁護団に参加し、原発事故の被害救済の集団訴訟に取り組んでいます。クリニックの活動があったからこそ、弁護団の先生方に出会うことができましたし、クリニックの活動で得た浪江町についての知識は、弁護団の活動においても活かされています。
また、他にも、在学中に出会った先生の紹介により手伝うようになり、参加した弁護団もあります。

後輩へのアドバイスをお願いいたします。

 在学中に様々な実務家と会って話をしたり、実務に触れる活動をすることで、自分のやりたいことは何なのかということが見えてくると思います。
その経験は、就職活動だけでなく、将来実務家として活動していく上で必ず活きてくるはずです。
ぜひ、多くの人との出会いの機会を大切にしてください。


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