交換留学の充実した早稲田だからこそ実現した、貴重な学修体験
- 2007年
- 京都大学法学部卒業
- 2007年
- 早稲田大学大学院法務研究科入学[3年標準課程]
- 2008年
- ペンシルバニア大学ロースクール(LL.M.コース)へ交換留学
- 2009年
- ニューヨーク州司法試験に合格
- 2010年
- 在オランダ・ハーグ 国際刑事裁判所 裁判官付研修生
- 2011年
- 法務研究科修了、司法試験合格、新65期司法修習生
- 2012年
- 大阪地方裁判所 判事補
留学制度が根付いた早稲田ロースクールだからこそ、
万全の態勢で日米の法律を学べる
私は高校2年間をスイスで過ごし、大学には帰国子女枠で入学しました。そして、国際的な舞台で活躍できる法曹となることを望んでいたので、交換留学制度がある早稲田ロースクールに進学しました。
入学後は、1年次に日本法をしっかりと勉強し、2年次春学期の終わりから留学しました。早稲田には、アジアやヨーロッパのロースクールとの提携もありますが、LL.M.の学位とニューヨーク州の司法試験に惹かれ、アメリカのペンシルバニア大学ロースクールに留学しました。
出発前には、留学制度を経験している先輩から、米国での生活や帰国後の日本の司法試験についてアドバイスをもらい、大変助けられました。また、留学によってイレギュラーな形になる単位取得等に関しては、大学が全面的にサポートしてくれました。
留学制度が根付いている早稲田だからこそ、心置きなく日米両方の法律を学べたのだと思います。
交換留学制度を通じて、
自分の可能性を広げていってください
ペンシルバニア大学ロースクールでの授業は、早稲田と同じく少人数での対話形式で行われます。人前で自分の意見を述べる事に慣れた学生が多く、活発な議論が行われていました。留学経験があったため英語で大きく躓くことはありませんでしたが、アメリカの複雑な法制度への理解が前提となっている授業など、大変難しく感じたものもありました。ただ、新しい世界で、多様な文化的背景を持つ人たちと共に勉強できることに、常にやりがいと幸せを感じていました。
また、留学をすることで、その後の選択肢に幅が出ます。私は、留学後の一年間、オランダの国際刑事法廷で研修生をしていました。
語学力に自信がないからと躊躇する人も多いと思います。しかし、自分の可能性を自分の手で消してしまうことは、一番もったいないことです。入学後にTOEFLの勉強をして留学に行った先輩もいますし、「自分にも出来るかもしれない」と思って一歩を踏み出してみてください。その一歩を支えてくれる先輩や同期、大学のサポートが早稲田にはあります。 早稲田の留学制度を通して、あなた自身の可能性に挑戦してみてください。