法学会は、1896年11月の都下法律学校連合大討論会に起源を発し、1922年6月に設立されました。同年10月『早稲田法学』第一巻が創刊され、以来、長きにわたる歴史を重ね早稲田法学の金字塔がうちたてられるにいたっています。とともに、1933年、別に『早稲田法学会誌』も創刊され、広く学生諸君にも、研究発表の場が与えられるようになりました。さらに、1963年には『人文論集』が創刊され、一般教育・語学関係の論文等が発表されています。
かくて、教員・校友・学生が三位一体となって、学問的気風をたかめるとともに、相互の親睦をはかるという本会の目的は、爾来、会員諸氏の努力により、今や、みごとに達せられ、さらに、その発展も約束されています。