ユウー アンナ マリア
- ユウー アンナ マリア JUUL, Anna Maria (Denmark)
- 2014年9月入学
- Study Plan:文化コミュニケーション Culture & Communication
私は日本語能力を同時に向上できる点に魅力を感じ、日本での修士学位取得を希望していました。当時、多くの大学を調べていましたが、早稲田大学が自分の勉強する場所だと感じました。幸運なことにGSICCSができたばかりの時期でした。出願するまでには、何度も出願書類を書き直し、GSICCSへ合格しました。GSICCSでの経験はとても受け入れやすく、親しみ深いものです。教授陣はフレンドリーで助けになってくれ、事務所の方々は奨学金などの就学サポートや日本に馴染めるように生活面でのサポートもしてくれます。私の同期は世界中の国々から来ていますが、このことがお互いに関係を築くことを難しくしているのではなく、逆に絆を深め、お互いの意見や生活スタイルについて学びあっています。これが本当のコミュニケーションだと思います。GSICCSには、多様な人種、宗教といったバックグラウンドを持つ全大陸からの学生が在籍しています。授業では、コミュニケーションに関係する限りは、どんなことでも研究することができます。私たちは、それぞれ異なるテーマについて研究しており、そのためゼミでは、自分だけでは考えることのできなかったテーマについてのとらえ方や考え方に気づかせてくれます。GSICCSは、真の学びの場であると思います。なぜなら、GSICCSは今でも進化を続けているからです。私は、そのGSICCSの一員であることをうれしく思います。もうすぐ修士課程を修了し、GSICCSを去らなければいけないのがとても寂しいです。
宿 世明
- 宿 世明 HSU, Doreen (America/Taiwan)
- 2014年9月入学
- Study Plan:文化コミュニケーション Culture & Communication
カリフォルニアの大学を卒業してから、台湾の大手ホテルグループのマーケティングとして働き始めましたが、海外でのさらなる経験を求めてGSICCSへの留学を決めました。GSICCSを留学先として選んだ理由はシンプルです。私の学問的関心があるジェンダーやカルチャースタディーを研究することができ、これまでに住んだことのない国で生活してみたく、また東京のファッション、メイクアップトレンドやアニメシーンにもとても興味があったからです。
台湾で働いている際に女性の就職意識や”OL”(日本やほかのアジア諸国の女性会社員)について研究することに興味を持ち、ジェンダースタディーや沖縄の歴史を専門とする勝方教授のもとで研究したいと思うようになりました。勝方教授は、非常に博識で優しく、教授の指導のもと、研究を進めることができ、うれしく思います。
早稲田大学が日本の大学の中でもここまで国際化が進んでいる大学であることは知りませんでした。 GSICCSの多様な研究分野、演習や講演会などの特別なイベントのおかげで世界中の教授、産業界のリーダーや魅力的な人たちとの関係を築くことができました。特に指導教授と少人数のクラスメートと学ぶ演習のクラスは非常に充実しています。先輩は、とても優しく、またすばらしい研究者でもあります。一方で、後輩たちのサポートをすることにもやりがいを感じています。多様な環境の中、研究や交流することのできるGSICCSでの環境をとても気に入っています。
現在、日本人女性の就職意識について修士論文を執筆しています。修士課程修了後は、博士後期課程に進学し、カルチャースタディーの教授になりたいと考えています。勝方先生の教える学部のジェンダースタディーの授業にティーチングアシスタントとして授業をサポートしたり、グローバルエデュケーションセンターのプログラムアシスタントの活動を行っています。また、学外では東京の流行の最先端のエリアにあるメイクアップストアで働き、休日にはアニメをみたり、書道を練習しています。
石倉 愛莉
- 石倉 愛莉 ISHIKURA, Airi (Japan)
- 2015年4月入学
- Study Plan:言語コミュニケーション Language & Communication
私がGSICCSに入学した主な理由は、この学校で通訳研究を行うことを、日英の通訳者になるという目標を達成するための第一歩であると考えたためです。プロの通訳者として長年働いている佐藤教授の下で研究を行い、通訳に必要な技術や知識を身に付けることは自分の夢を叶えるために非常に重要であると考えています。
佐藤先生のゼミでは、リスニングコンプリヘンション、メモの取り方、情報処理、パラフレージングなどといった逐次通訳や同時通訳に必要不可欠な要素を調査し、分析します。加えて、毎回の授業において、実際のスピーチを用いて通訳訓練を行い、通訳技術力を向上させていきます。日英と英日の双方向に通訳する力をつけるために、両言語のスピーチを授業で使用します。
修士課程を終えた後は、様々な国や人々の架け橋となるような通訳者になり、社会におけるコミュニケーションや意思疎通が円滑になるよう努めていきたいと私は考えています。具体的には、国際会議やビジネスなどの分野で通訳者として働き、様々な国の人々が一緒となり、交流を深めていくことができるよう励みたいと思います。
ジュウォノ アンジェラ バレンティナ
- ジュウォノ アンジェラ バレンティナ JUWONO, Angela Valentina (Indonesia)
- 2015年4月入学
- Study Plan:社会コミュニケーション Society & Communication
インドネシアのバンドンにあるParahyangan大学で会計の学士号を取得し、卒業した後、私はジャカルタで有名な病院の事業開発部門でインターンシップをしました。その後、日本語と日本文化について学ぶために来日し、2年間アジア文化会館(ABK)という日本語学校で勉強しました。日本語学校在学中の2014 年7月、早稲田大学の大学院合同説明会に参加しました。国際コミュニケーションについて研究できる研究科を探していたため、国際コミュニケーションについて研究することができるGSICCSに興味を持ちました。私が国際コミュニケーションを研究分野として選んだ理由は、国際社会の中では技術的スキルだけではなく、コミュニケーションのスキルも重要だと考えるからです。国際コミュニケーション研究科に入学することで、自身のコミュニケーションスキルだけでなくパブリックリレーション(PR)のスキルも高めていきたいです。
私の研究テーマは「医療業界におけるソーシャルメディアの影響」です。ソーシャルメディアを活用することで、どのように医療業界やそのビジネスが発展、利益を最大化し、サービスを向上させることができるかについて研究を進めていきたいです。事業開発部門でインターンシップをしたことがきっかけでこのテーマについて興味をもちました。
樋口教授の指導のおかげで、プレゼンテーションスキルが向上しており、講義や自学習、クラスメートの助けやフィードバックによって、自身の知識も深まりました。専門分野の知識を深めるために主に樋口教授の「Communication design」や「Economy and Communication」といった科目を履修しています。また、論文執筆のための科目を履修することで、修士論文執筆方法についても学んでいます。
GSICCS修了後は、日本での労働倫理を学ぶために、日本で働き、将来的にはインドネシアに帰国し、医療業界の事業開発者として働きたいと考えています。日本の良いところを母国に持ち帰り、活用していきたいです。GSICCSで学んだことや経験が将来的に成功した事業開発者になることを可能にしてくれると信じています。