Graduate School of International Culture and Communication Studies早稲田大学 国際コミュニケーション研究科

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卒業生のみなさんへ Graduation Messages

【研究科長より/ from Dean】

このたび、修士および博士後期課程を修了なさる皆さまに、心からお祝い申し上げます。

 

新型コロナウイルス感染拡大のために、修了式やレセプションが中止になってしまったことは残念でなりません。論文の口頭試問がおこなわれた二ヶ月前に、まさかこのような状況になるとは想像もできませんでした。「もしもあの時」という話をしても仕方がないのですが、皆さまの努力や達成された成果を祝福する機会を、先学期末に国際コミュニケーション研究科として設けられなかったことが悔やまれます。

 

今回のコロナウイルス感染の世界的影響が、いつ、どのようなかたちで収束に向かうのかは、まだ誰にもわかりません。また、それが持つ意味については、収束した後も長い時間をかけて考え続けていくことになるのだと思います。

 

「過去の出来事が役に立たないことに遭遇すると、ひとは、定義も理解もできない時ですら、その未知のものに名前をつけようと言葉を探す」のであり、「消えた後の時代がどんなものか合意も確信もないまま、消滅を公に認めるもの」として使われてきたのが、「ポスト(post)」という接頭辞であると、歴史家エリック・ホブズボーム(Eric Hobsbawm)は指摘しています。多くの「ポスト」から始まる言葉が生まれては消えていきました。それは私たちが時代の大きな転換期に生きていることのしるしであり、「わからないこと」を性急に整理したり理解したりするのではなく、時にはわからなさに耐えながら生きていく必要があることを、思い起こさせてくれます。

 

企業に就職をする方、学生や教員として研究を続けていく方、あるいは既存の組織に所属せずに新しい何かを始めることを考えている方など、今後の予定はさまざまでしょう。具体的な進路のいかんにかかわらず、皆さまが本研究科で学んだことはこれから必ず役に立つと断言できればいいのかもしれませんが、それは少し無責任な言葉のような気もします。しかし、演習や論文指導で経験したことを再帰的に振り返ることで、在籍中には見えなかったことが見えるようになることはあると思います。いつかまたキャンパスに帰ってきて、何が見えるようになったか、ぜひ話を聞かせてください。

皆さまの今後のご活躍を、心よりお祈りいたします。

早稲田大学国際コミュニケーション研究科長
吉本光宏

 

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【教務主任より/ from Associate Dean】

Despite the blossoming cherry trees all down the steps next to Building 11, Thursday, 26th March 2020, has been a very sad day for me. For the first time since the foundation of GSICCS in Spring 2013, although I have again been on campus, I have not been able to take part in our graduation ceremony and the celebrations that go with it. This for the obvious reason that, along with most other institutions, Waseda University had no choice but to cancel all such events because of the current health crisis. For me, Graduation Day has always been a wonderful opportunity not only to congratulate our students in person on their fine scholarly achievements in earning their masters and doctoral degrees, but also to greet their parents and guardians from all over the world and to thank them face-to-face for their invaluable support. This time the congratulations and thanks have to be passed on in digital form on the GSICCS webpage. But I hope you understand that that does not make them any less warm and heartfelt.

So, all the very best for the future to the GSICCS graduates of Fall 2020. Please keep in touch with us and with each other, and do come back to Waseda whenever you can.

 

Associate Dean
Graham Law

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