村上春樹さんが、スペインのアストゥリアス王女文学賞を受賞しました
スペインのアストゥリアス王女財団は、5月24日、オビエドで開催された審査委員会において、今年のアストゥリアス王女賞の文学賞を村上春樹さんに授与することを決定しました。審査委員会は、「さまざまなジャンルで表現される彼の声は、多様な世代に影響を与えている。村上春樹は現代文学の主要な長距離ランナーの一人である」と評価しています。
この賞は、「スペインのノーベル賞」ともいわれ、文学賞では、これまでにマリオ・バルガス・リョサ、ギュンター・グラス、フィリップ・ロス、スーザン・ソンタグ、ポール・オースター、マーガレット・アトウッド、レナード・コーエンなど多彩な受賞者が選ばれています。日本人の文学賞受賞は村上春樹さんが初めてです。