公開セミナー 村上春樹文学に出会う#1
イム キョンソン 韓国での村上春樹、個人への村上春樹
今年度から公開セミナー「村上春樹文学に出会う」シリーズを始めます。さまざまな形で村上文学と関わってきた方々に、村上作品との“出会い”や“絆”について語っていただき、さらに村上文学を読む面白さや文学研究の魅力を来館者と交流し合う空間を作ります。
記念すべき初回は、韓国の小説家&エッセイスト、そして『村上春樹のせいで』(渡辺奈緒子訳、季節社)の作者である、イム キョンソン氏による講演を行います。
韓国の出版界における村上春樹の作品の位置づけや、村上春樹が韓国の読者へどのように受け入れられているのかについてお話していただきます。また、イム氏が15歳の時、初めて村上春樹の作品を読んで以来、長年の読者になった個人的きっかけ、村上春樹を絶えず読み続けてきた理由、今や一人の作家、そして同時代を生きていく一人の人間として村上春樹からどのような影響をうけてきたか、韓国で村上春樹好きの作家として活動していくことの意味などについても語っていただきます。
講演後には、来場者の方とのQ&Aも予定しております。
詳細
- 開催日時:2023年5月19日(金)13:00〜14:00
- 開催場所:国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)2階ラボ
- 使用言語:日本語
- 参加:無料・予約不要
- 主催:国際文学館
講演者
イム キョンソン
小説家、エッセイスト。
1972年生まれ。日本、アメリア、ポルトガル、ブラジルなどで成長期を過ごす。12年の会社員生活を経て、2005年からは韓国ソウルで専業作家として小説やエッセイを書き続けている。主な作品に、小説『ホテル物語』、『そっと呼ぶ名前』、『そばに残る人』、エッセイ集『自由でいること』、『態度に関して』、『村上春樹のせいで』などがある。
ファシリテーター
権慧
早稲田大学国際文学館
注意事項
当日、イベントの様子を撮影、録画することを禁止します。
当日、主催者側で記録のためにイベントの様子を撮影することがあります。
体調管理、手洗い・手指消毒などの基本的な新型コロナウイルス感染症予防対策をお願いします。
マスク着用については本人の判断に委ねます。
本件に関するお問い合わせについて
- email:wihl*list.waseda.jp(*部分を@に変更してください)