Waseda University History Museum早稲田大学 歴史館

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[FAQ]スクールカラーの制定経緯

歴史館に多く寄せられるご相談についてご紹介します。

Q. スクールカラーの制定経緯は?

早稲田大学のスクールカラーは、いつ・誰が制定したのですか。

A. 定説はありません。

本学のスクールカラーは、現在では「WASEDA RED」と呼称しています。一般的には「えびちゃ色」や「えんじ色」、「マルーン」などと呼ばれているようです。

WASEDA RED のRGB指定色
R:142 G:23 B:40 を
HEXに変換したもの(#8E1729)

制定の経緯に関する明確な記録は、現在のところ見つかっていません。『早稲田大学百年史』は大隈講堂の竣工についての記述の中で、以下のように説明しています。

なお、大講堂の舞台には海老茶色の緞帳が高島屋により調製された。市島の手記『雅間録』八(昭和二年十一月二十五日の条)には、これに関して次の如く記載されている。

此の色が校色である。偶然シカゴ大学の校色と同一であるのも一奇だ。此色はマルーンと云ふのだが、早稲田の各科には紅・白・紫・緑さまざまある。それを交ぜ合はせると、此の海老茶、即ちマルーンの色になるのである。

すなわち第四編一四九頁に既述の如く、明治末にはまだ海老茶と決定していなかったスクール・カラーは、この時期には確定されていたことが知られるのである
『早稲田大学百年史』第三巻>第六編 大学令下の早稲田大学>第八章 新図書館と大隈記念講堂>二 大隈記念講堂の竣工

早稲田大学図書館所蔵 市島謙吉 [撰]「雅間録」8、請求記号イ04 01919 0390。

早稲田大学図書館所蔵 市島謙吉 [撰]「雅間録」8、請求記号イ04 01919 0390

この記述によれば、1927年(昭和2)の大隈記念講堂完成時に舞台の緞帳はえびちゃ色で製作されましたが、これを市島謙吉は本学の「校色」であり、かつ偶然にも、シカゴ大学のそれと同じ「マルーン」だった──と認識していた、ということになります。

 

なお歴史館では、調査代行・解読・鑑定、検索のサポート等を行なっておりません。歴史館提供のサービスについては、利用案内をご参照ください。

早稲田大学歴史館は、歴史資料を収集・整理・保存・公開するアーカイブズであると同時に、教育研究・学生・卒業生の活動に関する展示を行う博物館として、建学以来の個性と越境性を広く世界に発信しています。

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