『高田早苗の総合的研究』刊行のごあんない
高田早苗研究部会では、1998年度より部会活動を開始し、各研究調査員の報告と討論、高田早苗著作および関係資料の蒐集などをおこなってきましたが、2002年10月21日、部会活動の集大成として、研究論文集『高田早苗の総合的研究』を刊行いたしました。
さまざまな分野の専門家による論文のほか、4年をかけて編集した著作目録や年譜などはきわめて詳細なものであり、単に高田早苗にとどまらず、広く日本近代思想史・教育史研究に役立つものとなっています。
お問い合わせ先
〒202-0021 東京都西東京市東伏見3-4-1 東伏見STEP22-5F
早稲田大学大学史資料センター
『高田早苗の総合的研究』内容細目
- 白井 克彦「刊行にあたって」
- 内田 満「本書の課題と構成」
- 中島 国彦「文芸批評家としての高田早苗」
- 川口 浩「明治一〇年代高田早苗の宗教と学問」
- 内田 満「政治学者としての高田早苗」
- 正田健一郎「早稲田大学教旨とその周辺」
- 真辺 将之「高田早苗における模範国民」
- 菊池 紘一「実用的人物の育成へ」
- 松本 康正「高田早苗の大学教育論」
- 大西 健夫「形状面からみた大学制度と私立大学」
- 阿部 恒久「高田早苗の代議士活動」
- 安在 邦夫「高田早苗の『壮士』認識考」
- 佐藤 能丸「ジャーナリスト高田早苗」
- 金子 宏二「高田早苗の起業活動」
- 真辺将之編「高田早苗年譜」
- 真辺将之編「高田早苗著作目録」
- 真辺将之編「高田早苗研究文献・関係資料目録」