2016年6月5日(日)、埼玉県熊谷市妻沼滑空場にて、鎌田薫総長が航空部を訪問し、グライダーに搭乗するとともに、航空部の部員、指導者、OBOGと交流し、激励しました。
鎌田総長が航空部を訪問
大学から鎌田総長の他、村岡理事(スポーツ振興、オリンピック・パラリンピック事業推進担当)、競技スポーツセンター岩井副所長、鈴木事務長、阿部職員が出席しました。当日未明まで雨模様となり悪天候が心配されましたが、幸い朝から好転し鎌田総長が到着する頃には、妻沼滑空場は「紺碧の空」となり、飛行するコンディションに大変恵まれました。鎌田総長は到着後、航空部の練習拠点となっている日本学生航空連盟妻沼訓練所を視察し、整備場では航空部部員から詳しい説明がありました。
妻沼滑空場では、航空部の小林部長、岡本OB会長、鳴河監督、コーチ一同、主将、主務、副務、部員一同が鎌田総長一行を歓迎しました。
会の冒頭で、鎌田総長と村岡理事が挨拶し、航空部の歓迎に対して感謝の言葉を送るとともに、航空部への激励がありました。
また、この日は航空部OBの盛田和昭様(ソニー創業者盛田昭夫氏の弟様)もご出席されました。鎌田総長は航空部や盛田様のあたたかい歓迎を受けながら、グライダーに搭乗しました。出発前には部員からグライダー計器や装備についての説明を受け、熱心に耳を傾けていました。
「紺碧の空」へ総長が飛ぶ
いよいよ出発。鳴河監督が後部座席で操縦を担当しました。グライダーはウインチからのロープに引っ張られ、一気に空へ向け上がっていきました。上昇気流をうまく利用しながら、400メートル付近まで上がり、時速90キロで飛行し、15分程妻沼滑空場上空での飛行を体験しました。
グライダーはその後、妻沼滑空場上空を旋回し颯爽と着陸しました。 降機後、航空部の皆さんと記念撮影をし、最後にウインチを視察しました。ウインチとはグライダーを飛ばす時にロープを巻き上げるための機械で、飛行開始時のグライダーから1.5㎞離れた所に設置するものです。鎌田総長はウインチを操作する所へ上がり、ここでも熱心に視察をしました。
早稲田スポーツ新聞会の取材で、鎌田総長は「ワクワクしながら乗ることができた。風を利用して飛ぶグライダーだが、飛行が大変安定していた。また、航空部の部員のみなさんは宿舎や訓練所、整備場をきれいにきちんと使っていて、活動の様子を見て部の統制が取れていることがわかった。これからも早稲田大学航空部が大学の航空部界をリードして頑張ってもらいたい。」と航空部を激励しました。