10月4日から6日の2泊3日で、中学1年生は奈良宿泊研修に行きました。1日目と3日目は学年全体で奈良市内の仏教寺院を訪れ、2日目は班ごとにコースを決めて奈良県内をそれぞれ見学しました。
以下、生徒の感想を紹介します。
- 私たちは、奈良宿泊研修の一日目に法隆寺、薬師寺、唐招提寺などの寺院に行きました。夕食後に薬師寺の方から法話があり、仏教の概念などを学びました。
二日目には班別行動で、私たちの班は平城京と、飛鳥の高松塚古墳・キトラ古墳に行きました。キトラ古墳では公開されていた壁画を見学しました。また、古墳に実際に登ったり写真を撮影したりしました。
三日目は東大寺に行き、例年よりも拝観者が少なかったので、大仏をしっかり拝み、写真を撮ることができました。また、大雨が降った後で急に暑くなりましたが、興福寺なども見学することができ、奈良の寺院のすごさに感動しました。帰りの新幹線では寝てしまいましたが、とても充実した三日間でした。
稲田(1年) - 私たちは、奈良宿泊研修の二日目の班別行動で、生駒市にある宝山寺に行きました。
宝山寺は奈良盆地の西方、生駒山に建つ真言律宗の神仏習合の寺です。奥の院を特別に見学させていただき、不動明王像を間近で見たとき、私は資料集の写真やガイドブックの言葉では分からないような雰囲気や、仏像の威厳のようなものを感じました。また、その奥の院は山の上にあり、そこに行くまでの坂道や階段はとても急でした。上まで登るのはとても疲れましたが、これも写真や言葉では分からないことでした。
この研修では、本物を前にしなければ分からないことをいくつも学ぶことができました。
江國(1年)