Waseda University Junior High School早稲田大学 高等学院 中学部

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中学2年宿泊研修の報告 -長野県信里地区での民泊や稲刈り体験などで学んだこと・感じたこと

中学2年は、10月4日から10月6日の2泊3日で、長野県信里地区を中心とした地域で民泊による宿泊研修を行いました。
以下、生徒の感想を紹介します。

  • 僕たちは10月4日から10月6日まで長野研修に行ってきました。
    初日、長野へは千駄ヶ谷駅に集合して出発式を開いてからバスで篠ノ井村山スポーツセンターに行きました。13時ぐらいに現地に到着して、そこで入村式を行い、長野県民歌「信濃の国」を歌いました。また、僕は生徒代表の言葉を述べましたが、たくさんの人がいる前でとても緊張していまい、上手くしゃべれませんでした。そして生徒全員で、研修でお世話になる方々に挨拶した後、3・4人の班ごとに3日間宿泊させていただくお宅へ車で向かいました。宿泊先の家庭によって交流の内容が全然違うので、ここからは僕らがお世話になったお宅で交流したことなどを紹介します。
    僕たちは、宿泊先のお宅に到着後改めて自己紹介しましたが、初対面でどういう方か全く分からないのでとても緊張してしまいました。しかし20分ぐらい家の方から地域のことや自家栽培している農作物などを教えてもらい、ある程度緊張もほぐれたところで、お宅のお父さんと一緒に畑をまわりました。家に戻ると夕食の用意ができていたので、みんなで配膳を手伝いました。僕らが宿泊したお宅は「食」に関してとても詳しくご存じで、夕食を箱膳で食べさせてもらいながら、和食の正しい作法を学びました。新しく知ったことが多く、もっと和食について学んでみたいと思いました。また、和食の作法が行われていた理由も教えてもらい、和食を学ぶ良い機会になりました。その後、1日目で気づいたことや感じたことをまとめてから寝ました。
    2日目はトレッキングと稲刈りを学年全員で行いました。トレッキングは山の中を約3時間、稲刈りの場所まで歩きました。意外と山道が険しく、とてもつらかったですが、景色がとてもきれいだったので、のどかな田園風景をカメラに収め、友達としゃべりながら歩きました。稲刈りの場所に着いたら弁当を食べ、稲刈り体験を行いました。稲刈り体験はクラス混合の3班に分かれて、稲を刈る作業・刈られた稲をたばねる作業・束ねられた稲を干す作業、この3つの作業を順番に行います。3つの作業の中では、刈られた稲をワラで束ねる作業が一番難しく、イネなのかワラなのか見分けがつかず難しかったです。鎌を使って稲を刈ることは大変な作業で、文明の利器のありがたみを改めて感じました。稲刈り体験の後は民泊先のお宅に帰って交流を深めました。16時くらいだったこともあって、温泉に連れて行ってくださいました。
    3日目は11時に入村式をした会場で退村式を行いました。それまで民泊先の方と交流して、退村式では入村式と同じく「信濃の国」を歌いました。僕は退村式の生徒代表の言葉も担当していたのですが、相変わらず緊張してしまいました。しかし、頑張って自分が3日間で学んだことや感じたことを率直に伝えることができました。
    長野宿泊研修での3日間は、東京では見られない景色や独特の文化、住人同士の親密の関係などを感じたり、見たりすることができました。
    高野(2年)

   

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