Waseda University Junior High School早稲田大学 高等学院 中学部

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オーストラリア研修報告 -海外への挑戦と異文化体験から学んだもの

2・3年生の希望者20名が、7月21日より2週間の日程でオーストラリアのシドニー近郊の町、マンリーで語学研修を行ってきました。語学の習得だけでなく、学術交流協定校(セントポールカトリックカレッジ・マンリー校)の生徒との交流やホームステイ、アボリジニの文化学習などの体験を通して、多文化共生について学んできました。
以下に、参加した生徒の感想を紹介します。

  • 本多(3年)
    1.参加するきっかけ
    僕がこの研修に参加しようと決めたのは、昨年の研修に参加した友人から「良かったから絶対に参加した方がいい」と勧められたからです。そこで、まずオーストラリアの事を本やインターネットで調べはじめました。ある図書の中で、オーストラリアでは家族と過ごす時間をとても大切にする文化があることを見つけ、実際にどのようなものなのか体験してみたいと思いました。また日本のお菓子が現地で人気があるということも知り、お土産に日本のお菓子を持っていくことに決めました。
    2.研修前
    海外に家族旅行以外で行くのは初めてでしたので、羽田空港に向けて自宅を出た時からホームステイ中のことや英語のことを考えると、不安と緊張で頭がいっぱいでした。現地の学校でホストマザーと会い、現地の家に初めて向かう際、不安で緊張している僕にホストマザーは、質問をしてきてくれて一気に緊張と不安がとけていきました。ホームステイ先は、ご両親と男の子(高校1年)、女の子(中学1年)の4人家族で、約2週間の間、お世話になりました。僕が日本から持って行った金太郎あめのようなキャンデーは、ホストブラザーの妹にとても喜んでもらえ、彼女はインスタグラムにキャンデーの写真をあげるほどでした。
    3.オーストラリアでの体験
    僕がみつけたオーストラリアと日本の違いを2つ書きます。
    まず、家族との過ごし方です。朝食はばらばらでも、夕食はほぼ一緒にとっていました。僕のホストブラザーは、習い事に出かけていることが時々あり、夕食の時間に帰宅することが何日かありました。僕が、夕食は何時ごろと聞くと、ホストブラザーが帰宅したらと言っていました。また、ホストブラザーが参加するオーストラリアンフットボールの試合を毎週末、家族揃って見に行くなど家族との時間を大切にしていることがわかりました。 つぎに物価が高い事です。例えば、オーストラリアの街中を歩いているとき、コカコーラ(600ml)が2本で6ドルで売られていました。オーストラリアドルの1ドルは78円台なので、6ドルは約473円となるためとても高く感じました。
    帰国してから、日本には日本のよさ、オーストラリアにはオーストラリアの良さがあることに気づきました。また、話したいことをすぐに英語で話そう思っても簡単にできることではなく、普段から英語を話すことで身に付けられるようになるということが分かりました。
  • 岡(2年)
    私は英語を話す力をつけようと思い、自ら希望してオーストラリア研修に参加することを決意しました。また、私は一度もホームステイをしたことがなく、自立心を育みたいという観点からも参加したいと強く思っていました。いろいろ不安でしたが、事前学習・準備の時から先生方や旅行会社の方々、そして家族のサポートがあったので、安心して出発日を迎えられたと思います。
    ホームステイの体験によって、オーストラリアの日常生活を知ることができました。さらに日常会話をホストファミリーと英語で話すことによって会話力を鍛え、向上させることができたのではないかと思います。
    ホストファミリーは親切に接してくれました。自分の家族のように昼食を用意してくれたり、知らないことも教えてくれたりしました。そのおかげで、ホストファミリーとの2週間はあっという間に過ぎていきました。休日の夜に犬と散歩したのはいい思い出です。散歩の途中に公園で夜空を見上げると、雲一つない空に星座をはっきりとみることができて、オーストラリアの自然に感動しました。
    また、遠足や学校のプログラムで現地校(マンリー校)の生徒と深く交流しました。マンリー校は学院と同じ男子校であり、生徒はとても元気で色々な言葉を交わすことができました。自分の英語を鍛えることもできました。そのとき、日本に帰ったらもっと英語を勉強していきたいと思いました。一番楽しかった授業は「Kahoot!」です。プロジェクターと人数分のパソコンを使って4択クイズをするというものです。マンリー校の生徒とチームを組み、クイズをクリアしていきます。かなり盛り上がりました。
    ホームステイやイベントを通じて国の自然や学校・家庭の文化などで交流し、とても充実した楽しい2週間を過ごすことができました。同時に、自分が少し成長できたと思います。

 

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