2年生の宿泊研修は、10月5日から3日間長野県に行き、現地家庭でのホームステイや稲刈り作業などの様々な体験をしながら、「こんな考えをしているのか」「こんなことが起こっているのか」などを考えました。
長野研修で一番の醍醐味と言えば、各班で体験することが大きく異なる事だと思います。なぜならお互い違うことをして、「狭く深い」学びがまとまり、全体で「広く深い」ことが分かると考えるからです。そして、今回の長野研修では、しっかりと深く学ぶことができたのですが、若干他の人との情報共有ができていない部分もありました。この経験を活かし、来年の佐賀・長崎研修ではこのようなことが起こらないように、他の人にも上手く学んだことを伝えられる技術を身につけたいです。
さて、日本の社会は、過疎や高齢化などの課題を抱えています。僕たちが研修で訪れた地域にも同様の課題があります。しかし、この地域では、山できのこを採っていたり、狩猟をしていたりと、絶やすべきではない知識や経験がとても多く蓄積されています。またマレットゴルフのコースを造るなど、新しいことにも挑戦しています。教科書や本だけでは分からない取組みをいろいろと知ることができました。このような体験も今後に活かしていきたいです。
最後に、貴重な体験をさせてくださった民泊先の方々や協力していただいた全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。
(2年)片山