9月26日、中学部3年の学年行事である早稲田大学西早稲田キャンパスツアーが行われました。西早稲田キャンパスには、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部という3つの理工系学部があります。
中学部の各学年で行われるキャンパスツアーは、将来進むであろう早稲田大学の各キャンパスを実際に見学し、各学部の概要を学び、進学学部選択の参考にする目的があります。1年は早稲田(本部)キャンパス、2年では所沢キャンパスへ行き、それぞれの学部やキャンパスの魅力を肌で感じました。そのため、今回訪れた西早稲田キャンパスにも大きな期待を抱いて臨みました。
実際に行ってみたところ、広い敷地にいくつもの校舎があり、その実態は私の予想を大きく上回っていました。このキャンパスで学んでいる学生の方々に案内していただきましたが、実際の工場の配置を参考にして作られた工作実験室や、最大500トンの圧力をかけられる機械のある材料実験室、大学1・2年生が必修科目で実験を行う理工学基礎実験室、NMR(核磁気共鳴機)が置かれ、実験でできた生成物などの構造を解析する物性計測センターラボなど、学生が研究活動に没頭できるような最先端の技術が揃っていて、さすが早稲田大学だと感じました。
今回のキャンパスツアーを終えて、3年間で3つのキャンパスを見学することができました。それぞれの異なる魅力を感じ、自分が将来どの学部で学んでいるか想像できた人もいると思います。まだ中学生である私たちがこのようなことを経験できるのはとてもよい機会であると実感もできました。私たち3年生は来年高校に進学します。いよいよ将来に向けて学部選択をすることになるので、この3年間のキャンパスツアーで学んだことを参考にして高校で活かしていきたいです。
(3年)周藤