Waseda University Junior High School早稲田大学 高等学院 中学部

News

ニュース

オーストラリア研修 -異文化交流と自らの挑戦から、学んだこと

2・3年生の希望者20名が、7月22日より2週間の日程でオーストラリアのシドニー近郊の町、マンリーで語学研修を行ってきました。語学の習得だけでなく、学術交流協定校の生徒との交流やホームステイ、アボリジニの文化学習などの体験を通して、多文化共生について学んできました。
以下に、参加した生徒の感想を紹介します。

  • 「現地で語学や文化、習慣などについて直接触れ、学んでみたい」これがオーストラリア研修を志望した僕の動機でした。出発前は不安ばかりでしたが、この研修でたくさんのことを得て、成長できたと思います。
    僕が現地の生活で最も印象的だったのは「時間の過ごし方」でした。向こうは就寝時間が早く、また、自分や家族との時間をとても大切にしていました。日本と比べ、時間がゆっくりと流れている感じがしました。
    ホストブラザーとはサッカーをしたり映画を見たりしました。一緒に海沿いを歩き、丘を登ったりもしました。丘の上から眺めた海は一面真っ青で、思わず息を呑む美しさでした。ホストファミリーと食べたミートパイもとてもおいしかったです。
    不安であった英会話も、現地の方々が温かかったので不自由することなく楽しく2週間を過ごせました。英語力にも自信がつきました。僕は、この研修でとても貴重な体験をすることができました。
    お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、また機会があったら行きたいです。
    (2年)田熊
  • この夏休みに「これまで培ってきた英語力を海外で試したい、そして英語で日本の文化を紹介したい」と思い自ら研修に参加することを決意しました。研修では、現地校の生徒とお互いの国の文化を紹介し合い、様々な交流を行いました。私が紹介した日本の文化は主に3つです。
    一つ目は折り紙です。鶴の折り方を紹介しました。紙を折って何かを作るという文化のない彼らにとっては、初めてのことで、教える私たちも細かい部分が上手く伝えられず苦戦しましたが、1対1で丁寧に教えることを心掛けました。恥ずかしながら、研修前、私は鶴の折り方をすっかり忘れてしまっていたので、折り方をおさらいするところから始めました。この機会に私自身日本の代表的な文化を改めて習得することができ、良かったと思います。他にも、茶道や書道、けん玉などを紹介しているグループもありました。
    二つ目は日本のお菓子です。日本のスナック菓子はどれを取っても人気があると聞いていたので、私はベビースターを紹介することにしました。オーストラリアでは麺類を乾燥したお菓子はとても珍しかったらしく、好評でした。他にもかりんとうやせんべいを紹介している生徒もいました。
    最後は剣道です。私は剣道部に所属し、入学してからの2年半部活動に励んできました。この研修で、日本の文化の一つである剣道をぜひ紹介したいと希望していたので、この研修に参加したもう一人の剣道部員と共に、現地校の生徒に剣道を教える機会を頂きました。剣道を英語で説明するのは困難でしたが、防具の説明や試合の動画を見てもらい、現地校生には竹刀の扱い方、振り方などを伝えました。結果的に完璧な文化紹介になったとは言い難いものとなりましたが、異国で自分の国の文化を説明することの難しさ、そして素晴らしさを体験できました。
    この2週間のオーストラリア研修を通して、当たり前に食べていた日本食のありがたみや、様々な文化の違いを体感しました。また英語でコミュニケーションをとることの楽しさ、伝えることの難しさを知りました。そして、改めて母国の文化を学び、機会があれば今後も積極的に文化交流をしていきたいと思いました。そのために、これからも英語を日々学び、努力していきたいと思います。
    (3年)勝

 

  

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/school/jhs/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる