Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

房総の海広がる鴨川セミナーハウス紹介 元ハワイアンシェフの料理も自慢

早稲田大学には、軽井沢・松代・菅平・伊豆川奈・鴨川・本庄と、6つのセミナーハウスがあり、ゼミや集中授業、サークルの合宿などで利用したことがある人もいるでしょう。今回早稲田ウィークリーで紹介するのは、千葉県にある鴨川セミナーハウス。「鴨川は行くのが大変そう」「セミナーハウスは安いけど、施設はどんな感じ?」などと考えている方がいるかもしれません。そこでゼミ合宿などで訪れていた学生たちに取材したので、今後の参考にしてみてください。

鴨川セミナーハウスの施設を徹底紹介

鴨川セミナーハウスは、JR安房鴨川駅から車で10分程の小高い丘の上に位置しています。路線バスを利用する場合は、安房鴨川駅西口から発車する大学線(鴨川日東バス)に乗り、「早稲田大学鴨川セミナーハウス」で下車します(片道260円)。ちなみに、最寄り駅はJR太海駅ですが、駅からはバスがなく、徒歩で約30分かかります。少し遠いと感じる人もいるかもしれませんが、房総の海が見え、たくさんの緑に囲まれた自然豊かで静かな環境は、訪れる誰もが気に入るはずです。

(左)安房鴨川駅で大学線「城西国際大学観光学部」行きに乗車(1日7本の運行なので注意!)
(右)10分ほどするとセミナーハウス入り口が近づきます

(左)セミナーハウス入り口にある看板
(右)「早稲田大学鴨川セミナーハウス」バス停で降りると、すぐ目の前がセミナーハウス

久米先生もお気に入りのバルコニー

玄関を入ると鴨川セミナーハウスの自慢のエリア、1階ラウンジです。吹き抜けになっているため天井が高く、壁一面の窓からは日差しがたっぷり入ってきます。遠くには房総の海も望めます。壁は白、床やテーブルは木目調で統一されたシンプルなデザインですが、かえって外の景色が映えます。

この日の利用団体は、政治経済学術院・久米郁男教授のゼミナール(以下、久米ゼミ)と グローバルエデュケーションセンター(GEC)設置科目「たくましい知性を鍛える(通称“大隈塾”)」の2団体。久米ゼミは貸切バス、大隈塾メンバーは路線バスを利用して、どちらもチェックイン開始時刻(午後1時)を回ってほどなく到着していました。初めて鴨川セミナーハウスを訪れた人の中には、ラウンジの開放感と景色に感動し、「すごい!」「きれい!」と感嘆の声を上げる人もいました。

1階(左)と3階(右)にあるバルコニーはどちらも開放感たっぷりで心が休まります。館内は禁煙のため、喫煙スペースは各バルコニーに設置

(左)館内は土足禁止。玄関左にある下足室でスリッパに履き替えましょう
(右)到着したらまずはチェックイン。玄関右のフロントで代表者が手続きを

(左) ラウンジには注意事項のほか、鴨川の観光情報や公共交通機関の時刻表などが掲示されているので要チェック
(右)到着後、ラウンジで休憩する学生たち

館内案内図。エレベーターはありません

ラウンジには共用のパソコンとプリンター、自動販売機が設置されています。さらに、2018年7月から無線LANサービス(Wi-Fi)が利用できるようになったので、館内どこでもインターネット接続が可能になりました。(※)

なお、鴨川セミナーハウスの門限は午後10時でそれ以降の外出は禁止です。また、ラウンジは声や音が響きやすいので、午後10時以降の使用は控えましょう。

(※)情報企画課が提供する学内無線LANとは異なるため、WasedaIDは不要です。利用方法などは館内の案内で確認してください。

宿泊部屋

洋室は学生用と教職員用の2タイプ、和室は学生・教職員兼用の1タイプがあり、各部屋には作業をするのに便利なテーブルの他、トイレや洗面台、小型冷蔵庫が完備されています。学生用洋室は2段ベッドが設置されており、まさに合宿! という気分に浸れそうです。学生が利用できる洋室と和室はどちらも一人1泊2,000円。大学の施設だからこそのうれしい低価格です。なお、使用した布団カバー、枕カバー、シーツはチェックアウト前に1階階段踊り場へ片付けましょう。

学生用洋室。写真の部屋は定員4名(全11室)。定員6名(全6室)の部屋もある

(左)教職員用洋室(定員2名、一人1泊2,500円)は4室
(右) 学生・教職員兼用和室(定員4名)は2室

浴室・トイレ・洗濯室

1階に共用の浴室が二つ(大小各1)あり、利用者の割合で男女どちらが利用するかが変わります。浴室内にはシャンプー、ボディーソープが完備。タオル類やドライヤー、その他のアメニティーなどは各自で用意しましょう(フロントで販売しているアメニティーもあります)。トイレは各宿泊部屋はもちろん、各階に設置されています。1階には車いすで利用できるトイレもあります。また、同じく1階にはコイン式洗濯機・乾燥機が4台ずつ設置されているので、運動や海水浴の後にすぐ洗濯できます。

写真は大浴室。利用時間は午後4時~午後10時、午前6時30分~午前7時30分(朝はシャワーのみ)

コイン式洗濯機・乾燥機(左)と車いす用トイレ

食堂

3階にある食堂も窓が大きいため景色がよく見えます。食事の時間は決まっており、用意ができると館内放送が流れるので、時間を守って利用しましょう。ちなみに鴨川セミナーハウスの管理人である神野淳二さんは、ハワイアンの飲食店を長年経営していた経験があり、メニューを考えるのはもちろん調理も担当しています。メニューは和・洋・中などさまざまで、また仕入れ状況や利用者層、人数などを基に考えるため、訪れる度に違うメニューが楽しめます。なお、食事はセミナーハウス予約の際に同時申し込みとなりますが、利用人数が変更になる場合は事前にきちんと連絡しましょう。

夕食(午後6時~午後7時)

夕食(1,000円)では舟盛りやオードブルも注文可能です(別料金)。人数や予算に応じてくれますので、1週間前までに直接セミナーハウスへ連絡しましょう。写真の舟盛り(5,000円)は5~6人前とのことですが、かなりのボリューム! ちなみにこの日のお刺身はキンメダイ、マグロ、イサキ、サザエ、アジでした。

(左)舟盛り登場で喜ぶ久米ゼミの学生たち
(右)この日の夕食は肉料理をメインに、揚げ物、総菜3種、煮物とボリュームも栄養バランスもばっちり。ご飯とみそ汁はお替わり自由

朝食(午前7時30分~午前8時30分)

朝食(600円)はバイキング形式で、カウンターにはサラダや納豆、冷ややっこ、焼き魚、卵焼き、煮物など10種類以上が並びます。朝からがっつり食べたい、夜更かししてあまり食欲がないなど、その日の気分や体調に応じて調節できるのが有り難いですね。

カウンターにずらりと並んだ料理。残さないように食べられる分だけ取りましょう(利用者が10人以下など少ない場合、個別配膳となることもあります)

昼食(午後0時~午後1時)

ゼミ活動で頭を使ったり、屋外で体を動かしたらおなかがすくでしょう。帰路につく前にせっかくなのでセミナーハウスでの昼食はいかがですか? この日の昼食(700円)は、ちらしずしとそうめん。お昼はカレーライスも人気で、夏には冷製パスタが提供されることもあるとか。

セミナーハウスのスタッフが盛り付けてくれますが、片付けは各自で行いましょう

ゼミ室

ゼミ室は全部で5室あり、仕切りを外して大きく使用することも可能です。発表に欠かせないプロジェクターも設置されています。今回宿泊していた2団体は、どちらも1日目到着後と2日目午前中に利用していました(利用料無料、要予約)。

久米ゼミ。発表ではプロジェクターを使用。テーマは「毎月勤労統計不正問題について」

大隈塾ではSA(スチューデント・アシスタント)が中心となりワークが進められた

屋外施設

屋外には、ソフトボールやフットサルなどができる総合グラウンド1面(無料)とテニスコート4面(1面1時間800円)があります。また、テニスコート前には屋外炊事場(2カ所)があり、6月上旬から9月下旬の期間限定でバーベキューができます(食材料金一人1,500円)!

セミナーハウスから見て、総合グラウンドの奥にテニスコートがある

久米先生はテニス大好き。久米ゼミ(左)は1日目に、大隈塾(右)は2日目にテニスコートを利用して汗を流していました

テニスコートの前にある屋外炊事場。洗い場や冷蔵庫があり、夏場はバーベキューをする団体で大にぎわいだとか

多目的室・その他

2階多目的室には卓球台が2台設置されています。予約なしで利用できるので頭を使いすぎて疲れた時などの息抜きにお勧めです。多目的室の隣にはコピー室もあるので、急に資料が必要になっても安心です。

鴨川セミナーハウスのチェックアウトは午前9時30分までですが、チェックアウト後も原則として正午まではゼミ室などは利用可能です。

皆さん、マナーを守って楽しく充実した時間を過ごしてくださいね。

利用者・管理人から

久米郁男ゼミナール 合宿係
政治経済学部 4年 原 健人(はら・たけと)

帰りの貸切バスでは、みんなぐっすり

久米ゼミの春合宿ではいつも鴨川セミナーハウスを利用しています。プロジェクターなどゼミでの発表に必要な設備はありますし、無線LANが利用できるようになってより便利になりました! 大学施設なので安心感があるところも大きいです。ちなみに、丘の麓にコンビニがありますが徒歩15分くらいかかるので、食料など必要なものは事前に調達することをお勧めします。

GEC設置科目「たくましい知性を鍛える」 SA(スチューデント・アシスタント)
法学部 3年 大島 功暉(おおしま・こうき)

受講者の有志で合宿を行いました。初めての試みでしたが、普段の教室での授業とは違った気分で取り組むことができました。施設もきれいで、勉強も遊びもどちらも集中しやすい環境でした。空き時間には20分ほどかけて海へ歩いて行きましたが、ちょうどいい運動になり気持ちよかったです。食事もおいしかったしまた利用したいです!

担当教員の村田信之客員准教授は写真左から2人目

管理人 神野 淳二(かみの・じゅんじ)さん

管理人になり4年目に入りました。鴨川セミナーハウスは都心からも比較的近く、年間通して利用できるので、競走部や自転車部などの体育各部の合宿をはじめ、ゼミや授業、サークル、留学生の団体や教職員など、いろいろな方に利用していただいています。ちなみに周辺の坂道はトレーニングに最適なようです。

以前よりマナーを守って利用してくれる人が増えてきていると感じています。ホテルではないため、門限があったり、片付けをお願いするなど協力していただくことも多々ありますが、引き続き、ご理解・ご協力をお願いいたします。皆さまのお越しをお待ちしています。

セミナーハウスからの眺め

※記事内の価格は全て税抜き。また、掲載情報は2019年6月現在のものです。

セミナーハウス利用方法

早稲田大学セミナーハウスがあるのは、軽井沢(長野県北佐久郡)、松代(新潟県十日町市)、菅平(長野県上田市)、伊豆川奈(静岡県伊東市)、鴨川(千葉県鴨川市)、本庄(埼玉県本庄市)の全国6カ所(※)。全てMyWasedaから予約します。ゼミや研究室、サークルだけでなく、学生有志でも利用が可能です。また、宿泊を伴わない利用に限り、校友(卒業生)の利用も受け付けています。予約方法の詳細は、学生部Webサイト内の利用予約登録マニュアルをご覧ください。

※:軽井沢・松代は4月下旬から11月上旬のみ開設。それ以外は通年利用可能。

◆セミナーハウスは、一般の旅館やホテルとは異なり、セルフサービスが原則です。また、利用上のルールがありますので、管理人の指示に従ってください。

鴨川セミナーハウス

所在地:〒299-2862 千葉県鴨川市太海1619-1
電話:0470-99-0845/FAX:0470-99-0846
事務取扱時間:8:00~20:00(時間厳守・電話による問い合わせもこの時間内に限る)
開設期間:通年(4月1日~3月31日)
チェックイン:13:00~17:00/チェックアウト:9:30(時間厳守)
予約に関する問い合わせ:早稲田大学学生部学生生活課

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