The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

News

ニュース

【開催レポート】「WAVOC × 金沢大学 能登半島災害復興支援ボランティア活動 情報交換会 ~学生の視点で考える被災地支援のこれから~」

【開催レポート】「WAVOC × 金沢大学 能登半島災害復興支援ボランティア活動 情報交換会 ~学生の視点で考える被災地支援のこれから~」

 2025年2月20日、WAVOCにおいて、早稲田大学と金沢大学の学生が集い、災害復興支援ボランティア活動に関する情報交換会を開催しました。本交流会は、2024年1月の地震および9月の豪雨により甚大な被害を受けた能登半島の復興支援に取り組むWAVOCと金沢大学ボランティアさぽーとステーションが連携し、両大学の学生が現状と課題を共有しながら、大学生ならではの視点で被災地支援のあり方を共に考えることを目指して実施しました。

 冒頭の趣旨説明と参加者全員の自己紹介に続いて、金沢大学の学生から、東日本大震災以降、陸前高田、岡山、輪島などで実施された瓦礫撤去、泥出し作業、避難所での生活支援、被災者への傾聴活動など、具体的な支援活動の報告がありました。写真洗浄や地域防災イベント、防災教室を通じた被災地の生活再建とコミュニティ形成の事例も紹介されました。また、WAVOCによるこれまでの取り組みについても、具体的な事例を交えながら報告を行いました。

 後半のセッションでは、参加学生が三つのグループに分かれ、「今、能登で求められていること」や「これから大学生にできること」をテーマに、被災地支援の新たな可能性を探るアイデアの創出に取り組みました。あるグループは、能登の地元特産品を活かし、東京など都市部で「出張朝市」を開催して被災地の魅力と現状を広く発信する企画を提案しました。別のグループは、大学生が直接被災地を訪問し、現場の実情を学びながら支援活動に参加するスタディツアーやインターンシップの構想を示し、理論と実践の融合による学びの機会を創出する提案を行いました。また、SNSや地域イベント、猫カフェなどの交流拠点を活用して、若い世代と地域住民が互いに支え合う仕組みづくりを提案するグループもあり、多様な視点から意見が活発に交わされました。

 今回の情報交換会を通じて、参加学生は「大学生だからこそできる支援」の意義を再確認し、能登半島の復旧・復興に向けた新たなアプローチの可能性を見出す貴重な機会となりました。
WAVOCは、これからも金沢大学との連携を深めながら、被災地の復旧・復興および地域の活性化に向けて取り組んでまいります。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/wavoc/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる