いわきスタディツアー「福島の農水産物は“なんか”嫌」-“なんか”の正体は?参加者募集(2024/9/25~27)
東日本大震災から13年。活気を取り戻しつつある福島が、さらに前進するカギになるのが農林水産業です。広大な土地と豊かな自然に恵まれた福島では、昔から農林水産業が盛んであり、「ふくしまプライド。」などのオリジナルブランドの立ち上げや、「ふくしま。GAPチャレンジ」という認証基準を制定するなど、さらなる盛り上げに力を入れています。
しかし、昨年から始まった福島第一原発の処理水海洋放出。安全基準値はクリアしていますが、『汚染された海産物』という風評被害は免れない現実があります。これは農業でも同じことがいえます。いまだに『福島のものは買わない』という声も聞こえてきますが、我々は正しく理解できているのでしょうか。
今回のツアーではまず、地震、津波に加え、原発事故が重なるという未曽有の複合災害に見舞われた、いわき市の震災について学びます。そして震災以降、いわき市の農業や漁業にどのような課題があり、それに対して地元の方々がどのように取り組んでいるのかをうかがいます。そしていわき市、福島について正しく理解し、自ら発信していくことを目的としています。
日程
2024年9月25日(水)~27日(金)
場所
福島県いわき市
活動内容・スケジュール
※変更になる場合があります。
9/25(水)
10:30 JRいわき駅集合
11:00 いわき震災伝承みらい館訪問
午後 作物の放射能簡易検査の見学、農作業や震災以降の取り組みについて、農業従事者の方々から学ぶ
9/26(木)
8:00 集合
9:00頃 小名浜魚市場見学、漁業や震災以降の取り組みについて、漁業従事者の方々から学ぶ
午後 いわき市水産振興課・魅せる課の方による講話、ディスカッション(震災以降の取り組み、常磐もの等に
ついて)
9/27(金)
9:00 集合
9:30 報告会準備
13:00 いわき市役所にて報告会。ツアーに参加しての感想、参加前後の自身の変化、提案等について各自報告
16:00頃 JRいわき駅前にて解散
費用
・宿泊費(いわき駅周辺のホテルを各自手配)
・食費
・交通費(補助額超過分)
※公共交通機関利用の実費負担分のうち、11,000円(東京⇔いわき間JR特急学割適用運賃の往復相当額)を
上限にWAVOCが補助します。手続きについては参加者に連絡します。
きっぷはご自身で手配してください。
現地での移動手段はWAVOCが用意します。
持ち物
PC(報告会での発表資料作成のため)
対象
早大生(全行程参加でき、終了後に感想文を提出できる方)
募集人数
5人 ※定員を超える応募があった場合は抽選
申込方法・締切
こちらのフォームからお申し込みください。
締切:2024年8月20日(火)9:00
備考
・予定は変更になる場合があります。
・終了後、感想文を提出いただきます。
問い合わせ先
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター
[email protected]
主催
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)
協力
いわき市役所農林水産部