【開催レポート】ゴミ拾い&清掃工場見学ツアーin渋谷
学生リーダー 永田 玲奈
9月23日(土)に「ゴミ拾い&清掃工場見学ツアーin渋谷」を実施しました。
今回の企画は、ゴミの分別の意義を再確認し、分別やリサイクルへの意欲を高めることを目的に行われました。
当初の予定では、渋谷駅周辺のゴミ拾いを行う予定でしたが、集合時は雨が降っており清掃活動を行うことが難しい状況でした。
そこで予定を変更し、雨が弱くなったタイミングで、参加者の皆さんと渋谷駅周辺のゴミの状況を見て回りました。
歩いていてまず感じたことは、「想像していたよりもゴミが少ない」ということです。
渋谷駅はいつも多くの人で賑わっているため、その分ポイ捨ても多いイメージがありましたが、タバコの吸い殻を除き、目立ったゴミはあまり落ちていませんでした。
さらに歩いていると、ポイ捨てされたゴミを回収している渋谷区のトラックや、ゴミ拾いを行うボランティアと思われる方を見かけました。
ゴミがあまり落ちていなかった理由は、このような方々が日々活動してくださっているからなのだと気づきました。
その後、渋谷駅近くにある渋谷清掃工場へ移動し、工場見学会に参加しました。
見学会では、ゴミ処理の過程についてのビデオ鑑賞や、ゴミ収集車へのゴミの集積体験、職員さんの案内による工場内の設備見学などをさせていただきました。
工場見学の間、職員さんが何度も仰っていたのがゴミの分別の重要性についてです。
清掃工場は基本的に可燃ゴミの処理を行う工場ですが、運ばれてくるゴミの中には金属、モバイルバッテリーなど可燃物以外のゴミが混ざっていることが多いそうです。
これらが混ざっていると、火災などの事故や機械の故障に繋がり非常に危険です。
職員さんの安全にも関わる重要な問題であるため、皆さんにも協力してほしいと繰り返し仰っていました。
見学の最後には質疑応答の時間を設けていただき、参加学生の皆さんが活発に質問している様子も見られました。
今回の見学を通して、ゴミ分別の意義を改めて実感するとともに、工場で勤務されている方々や街で清掃活動を行われている方々への感謝の気持ちが湧いてきました。
皆さんもゴミの分別をしっかりと行い、きれいな街づくりに貢献していきましょう!
<参加学生からの声>
「ゴミ処理の過程を知ることができ、勉強になりました。」
「渋谷駅周辺は、私が想像していたよりもゴミが少なく、驚きました。清掃業者さんやボランティアを行われている方々に感謝しないといけないと感じました。」
「機械を壊さないためにもゴミの分別は大事だな、と再認識しました。」