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【開催レポート】『ひらく きく ものがたり』児童文学研究会による読み聞かせin国際文学館 (7/3)

【開催レポート】
2023年7月3日、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)、早稲田大学児童文学研究会のお力添えのもと、イベント『ひらく きく ものがたり』を開催しました。(文=WAVOC 学生リーダー 菊池侑大)

朝から本格的な夏の日差しが照りつけます。

私たちWAVOCのスタッフは、開館前の早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)に向かいました。「物語を拓こう、心を語ろう」がコンセプトのこの場所で、保育園の子どもたちに向けた読み聞かせイベントを実施するためです。

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「こんにちは!」

木でできた暖かい館内に、元気な声と足音が響きます。

ふと聞いてみました。

「みんな、紙芝居って好き?」

「好きー!」

「じゃあ今日は、お兄さんお姉さんに紙芝居を読んでもらいましょう!」

読み聞かせをしてくれたのは、サークル「早稲田大学児童文学研究会」の皆さん。

さっそく紙芝居を取り出すと、ずっしりとした木枠にはめました。

「それじゃあ始めるよ!」

木枠の扉を開くと、そこには児童文学研究会オリジナルの紙芝居が。

サークルメンバーの柔らかな朗読に、子どもたちはあっと言う間に聞き入っていきます。

時には登場人物と一緒に笑い、驚き、考える。

物語と一緒に過ごす時間がゆったりと流れていきました。

「もっと聞きたかったな」

「楽しかった!」

終了後、子どもたちは読み聞かせを楽しんでくれた様子でした。

運営をしていた大学生・大人たちも、じんわり暖かい気持ちになるイベントでした。

【イベントを終えて】

このイベントは、以前から行っている『本のWA!』という企画の延長にあるものです。『本のWA!』は児童書の譲渡を通して、子どもたちに物語を継承するという意図がありました。一方で今回の『ひらく きく ものがたり』は、より近い距離で子どもたちへの物語の提供をしようというものです。

私は国際文学館のコンセプト「物語を拓こう、心を語ろう」にとても共感する所があります。「物語」は言葉というピースで編まれているにもかかわらず、言葉の意味にとどまらないメッセージを伝えてくれるからです。今回のような機会で、大学生が作ったオリジナルの物語から、子どもたちが「心」に届く何かを受け取ってくれたらとても嬉しいです。

最後になりますが、イベント実施に向けてご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

WAVOC学生リーダー 政治経済学部3年 菊池侑大

 

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