佐々木 俊介(平山郁夫記念ボランティアセンター講師)
20周年を迎えることをとてもうれしく思うとともに、学生の皆さんとともに地域の人々に何をなしていくのかということへ思いが至ると気が引き締まります。私は、災害ボランティア研究会というサークルを通じて、現在は子どもたちへの防災教育を行い、今後は被災地での活動も行いたいと考えています。自分自身がどのようなことを提案していくことができるのかということへの責任感とともに、メンバーの学生がどのような提案をしてくれるのかということへの大きな期待感があります。
新型コロナ・ウィルスによる行動規制が緩和されてきたため、災害ボランティア研究会での活動を活発にしていきたいです。まずは、早稲田大学のキャンパス(早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパス)周辺の小学校での防災教育活動をより活発に行っていきたいと考えています。そして、可能であれば被災地での活動も行っていく予定です。災害ボランティア研究会のメンバーの学生たちの発想を活かして、地域とのより良い関係をいかに構築するのか、そして、それらの活動を通じて得た経験を教育に活かしていくのか、やりがいを感じるとともに、しっかりやり抜く責任を感じます。
ボランティア活動で得られた体験を講義に活かすことで、経験の共有や学生の皆さんにボランティア活動の紹介を行い、そのことが更なるボランティア活動につながるという好循環を生み出すことを目指し、地域の皆様や学生とともにより良い社会の実現を目指します。