The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【学生リーダーレポート】『フェアトレードコーヒーから始める社会貢献~アカ族とアカアマコーヒーの物語~』

【学生リーダーレポート】『フェアトレードコーヒーから始める社会貢献~アカ族とアカアマコーヒーの物語~』

学生リーダー 内田雅子

2021年10月12日に開催したオンラインイベント『フェアトレードコーヒーから始める社会貢献~アカ族とアカアマコーヒーの物語~』の開催レポートをお届けします。
フェアトレードコーヒーが社会貢献、SDGsにどうつながるかを考えるイベントとして企画しました。当日の様子や企画者としての感想をお伝えします。


【当日の様子】
開催にあたり、神楽坂駅にほど近い、アカアマコーヒージャパン様にご協力を頂きました。こちらのお店では、タイの農村で生産されるオーガニックでサスティナブルなコーヒーを提供しております。
当日は2部構成になっており、前半はアカアマコーヒージャパンの山下夏沙様より、アカアマコーヒーについてお話しを伺いました。
山下様はお店から中継で参加して頂き、画面を通してカフェの様子をみることができました。講演では生産地で撮影された写真を見ながら、生産地である村や作っている方々・コーヒーができるまでについて詳しくお話しいただきました。
印象的だったことは、コーヒー栽培を通じて山の生態系が守られ、人にも環境にも良い循環になった、ということです。コーヒーの販売により村の子供たちが教育を受けられるだけでなく、山を切り開かないコーヒー栽培で、自然を守ることにもつながっていました。また、お話の様子から山下様のアカアマコーヒーへの情熱が伝わり、とてもあっという間に感じられました。

その後、コーヒーの淹れ方の実演をして頂きました。参加者の方からも非常に好評で、カフェにいるような雰囲気を味わうことができました。

後半はWAVOC 由井一成講師より、フェアトレードとSDGsのつながりについてお話頂きました。講演のみならず、参加者が意見を出し合うという参加型のワークも行って頂きました。フェアトレードというと、SDGsが目指す17の目標のうち「パートナーシップ」が思いつきがちですが、それだけではなく、ほぼ全ての分野に関わっていました!私は主催者側ではありましたが、気持ちは参加者のように楽しみながらSDGsについて知ることができました。

【感想】
そもそも企画のきっかけとしては、コロナによって対面でのボランティア活動が制限される状況でも、何か社会貢献できることはないかと考えたことでした。その中で、フェアトレードなコーヒーに注目しました。

私自身、コーヒーが大好きで、また、多くの方にとっても、非常に身近で、気軽に飲むものだと思います。様々ある種類のコーヒーの中でも、フェアトレードコーヒーについて知って頂くことが出来たと思います。また、お話を通じて、具体的にどの様に生産地に変化をもたらしているのか、SDGsについても自分が思ってもみなかった程に広い分野に良い影響をもたらすと実感することができました。今回のイベントを通じて、身近な行動が大きな社会貢献につながると知って頂ければとても嬉しいです。

あらためて、このような貴重な機会をご提供くださった山下様・由井先生に感謝申し上げます。また、イベントに参加いただいた皆さま、そして、ご協力いただいたWAVOCの方々、誠にありがとうございました。

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