マジぱねぇゾウ害–アフリカ異文化体験しませんか GEC科目「アフリカゾウとの共生を実践するボランティア」イベント(11/21)
“ゾウ害”と聞いて何を思い浮かべますか?
穏やかなイメージのゾウですが、アフリカのサファリパークに隣接した村ではゾウが襲ってくることがあります。
多い時には一度にサッカーコート四面分もの広さの畑が荒らされてしまいます。
せっかく耕した畑がゾウに荒らされ、一年間まったく収穫できないということもあります。
ゾウによる被害、これが“ゾウ害”です。
“ゾウ害”が起こるようになったのは、政府がゾウを観光資源として過剰に保護したことが原因です。
政府はゾウの保護のため国立公園を設置し、狩猟を禁止しました。
狩猟できなくなった人々は、狩猟中心から農業中心の生活への変更を余儀なくされました。
しかし、サファリパーク周辺の村はゾウによって畑が襲われるので、安心して生活を送ることができません。
それにも拘らず、ゾウが村を襲っても法律によって、村人は反撃することもできません。
それでも村人は経済的に余裕のない中、道具を購入し、夜間の見回りや、追い払いをしたりして被害を防ごうと努力しています。
それでも“ゾウ害”はなくなりません。
私達は「アフリカゾウとの共生を実践するボランティア」という授業で実際に現地に行き、“ゾウ害”の現状を調査してきました。
その活動を報告し、タンザニアの文化を体験してもらう場を設けることになりました。
下記の要領で開催しますので、皆様お誘い合わせの上、ぜひ足をお運びください。
【日時】
11月21日(水) 18:30~19:45
【場所】
早稲田キャンパス3号館202教室
※ 参加費無料
【タイムテーブル】
□ 第1部
18:30 報告会(“ゾウ害”調査結果のプレゼンテーション)
18:45 動画上映, 物品展示, 写真展示
□ 第2部
19:10 報告会(“ゾウ害”調査結果のプレゼンテーション)
19:25 動画上映, 物品展示, 写真展示
19:45 閉会
【主催・問い合わせ】
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター
GEC科目「アフリカゾウとの共生を実践するボランティア」
担当教員:岩井 雪乃 [email protected]