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「主将だから『女子メンバーを叱った』というリーダーシップの問題にすり替えようとしていた」 商学部3年・須和さん

商学部3年(当時)須和さん

「主将だから『女子メンバーを叱った』というリーダーシップの問題にすり替えようとしていた」

以下の動画は2014年度に受講した生徒によるプレゼンテーションを再編集したものです。

COMMENT: 学生の語りを分析する

指標1 「自分と相手の気持ち想像し、自分の言葉で語れるか」

副将の発言に対し「なんだかえらそうではないか、という強い反発を覚えた」という下りがありますが、「女子部員を一括りにしないでほしい」という、他者の立場の気持ちの表現といえます。さらに自分への振り返りとして、女子部員を認めないという意識が無意識に存在していたことを述べ、言葉にされていなかった気持ちを表現できるようになったことが評価されました。

指標2 「関連した社会課題を見つけ、有機的に説明できたか」

大学での体験からさらに、中学時代の体験にも言及します。さらに、女子という言葉で括っていたのは、自分の差別意識ではないか、もう一歩進んで、差別の問題をリーダーシップの問題にすり替えていたことに気づいていく。自分への問いかけの中で、自分の気持ち、さらに、差別をする側の無自覚な差別の存在を指摘ししたことを、社会の課題と気づくプロセスとして評価されました。

評価3 「体験から学びへの意欲を見出すか」

「差別には差別する側の無自覚な差別が存在する」という発見に高いオリジナリティが認められました。彼社会のあらゆる場面に女性差別だけではない差別が存在するという気付きのプロセスが高く評価されました。

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