WAVOC
【出演者・スタッフ募集!どらま館でWAVOC主催で演劇の公演を行います】
今年、新しくオープンした早稲田小劇場どらま館で、11月末に行う予定の公演の出演者・スタッフ等を募集しています。主要キャストはプロの役者さんたちですが、学生達で構成する新しいシーンも作ります。プロと一緒に舞台を踏め、なおかつ自分たちの意見も脚本の中に反映されていく貴重な機会です。
初心者大歓迎。演劇を創るプロセスに興味のある方、舞台を通して社会的課題を考え、発信したい方など、是非ご一緒しましょう。詳細は下記です。
【こんなあなたを求めています】
・出演したい
・演劇ワークショップやシアタートークの企画をしたい
・演じることで自分が他者の視点を獲得する経験をしてみたい
・スタッフとして関わりたい(制作、プロデュース、当日司会、広報、撮影、
その他こまごまとした裏方作業色々あります)
・何が出来るか分からないけど、自分の特技を活かしてみたい
募集概要
内容詳細 | タイトル:「のがれの町~エピセンタ」 公演日時:2015年11月26日~29日(予定) 物語の舞台:ローマの支配下にあったユダヤで、過失致死の罪を犯したユダヤ人奴隷と、彼の命を狙う農場主の話。 |
出演者 | 毎週火曜日6~7限の稽古に参加できること(不都合の場合は応相談)。 25日夜、及び26日~29日の本番に参加できること。 |
スタッフ | 毎週月曜6~7限や昼休みにMTGを行いますが、必ず出席しなくても出来る範囲での参加で大丈夫です。公演当日のみの参加(手伝い)なども歓迎。 |
企画意図 | (1)いかなる社会においても存在しうる、他者を排斥し、攻撃しようとする人間の傾向=魔女裁判的な所業について問い直すことにより、テロや民族紛争など、今日的課題について考える契機とする。またそれと当時に、(その根底にあるものとしての)原理主義への疑問を改めて投げかける。 (2)いかにして、人は他者を赦せるようになるのかを問う。 (3)社会の階層というものの虚構性をできるだけ簡潔に鮮やかに提示する。 |
早稲田大学・どらま館で本企画を行う意義: | (1)プロの役者やスタッフと協働する機会を学生に提供する 本企画はプロの役者とスタッフが軸になることにより、質の高い芸術性を保ちつつ、そのプロセスに学生が関わることで、学生だけの創作活動とは異なる豊かな経験をしてもらう。 学生だけで構成されるシーンを劇中に組み込む予定。 (2)トークやワークショップなど学生企画による参加型のプログラムを組み込む 企画者・石野(WAVOC助教)は「他者を演じるという経験を元に、相手の立場に立ち、現代的課題について実践的に考え、行動できる学生を育てる」という目的を持っている。本企画においても、演劇的経験を用いて、登場する人物たちの立場に自ら立つことにより、より上記にあげた今日的課題を深く思考することを目指す。 そのために、創るプロセスに参加するのはもちろんのこと、公演回ごとにトークやワークショップを学生の発想を活かして企画する予定。 (3)WAVOC学生達との協働 ボランティアセンターでは、社会的課題を抱えた現場で多くの学生達がボランティア活動している。それぞれの現場では、社会的に弱い立場に置かれている人々に対する偏見や差別、また、民族的対立など、本企画テーマに関係の深い課題を抱えていることが少なくない。 学生達が、フィールドの違いを飛び越えて、共に「物語」の中でテーマについて深く考え、表現へ昇華する機会を提供する。 |
主催 | 平山郁夫記念ボランティアセンター/あくと~社会とつながる演劇プロジェクト~(平山郁夫記念ボランティアセンター公認学生団体)/タブラ・ラサ |
企画責任者 | 石野由香里(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教/タブラ・ラサ主宰) |
問い合わせ先 | WAVOC助教 石野 [email protected] |