The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【募集】日韓誠信学生通信使2018 韓国スタディツアー参加者募集

日韓誠信学生通信使2018 韓国スタディツアー 参加者募集

早稲田大学と提携する韓国の高麗大学の学生と共に、日韓の「歴史の舞台」を歩き、南北首脳会談の実現から米朝首脳会談(予定)へと大転回する朝鮮半島の「現実」を体験するスタディツアーです。江戸時代の朝鮮通信使(2017年、日韓共同申請でユネスコ「世界の記憶」に登録)による「誠信=誠と信義」の外交精神にならい、未来志向の交流をします。国と国の関係ではなく、個人と個人の交流を通じて「共生と平和」への道を開くための学びを深めます。
・「韓国のヒロシマ」といわれる陝川(ハプチョン)の「原爆被害者福祉会館」を訪問。高齢化する韓国人被爆者の証言を聴き、「核と人間」について考える。
・朝鮮戦争で米軍による住民虐殺事件が起きた老斤里(ノグンリ)に行き、米ソ冷戦期の悲劇を体感。非武装地帯(38度線)ツアーにも参加し、朝鮮半島の平和構築について議論する。意見交換会は計3回ほどを予定。
・朝鮮王朝の景福宮や世界遺産の高麗大蔵経を所蔵する海印寺、安重根紀念館を見学。また、植民地支配につながる日本の近代化政策に抵抗した「国債報償運動」の記念館も訪ねる。

日 程:2018年8月17日(金)~22日(水)(5泊6日)
場 所:韓国(ソウル・陜川・大邱)
主 催:平山郁夫記念ボランティアセンター、高麗大学校グローバル日本研究院
共 催:高麗大学校日語日文学科

【募集要領】
対象・定員:早稲田大学学生・院生10名(高麗大学校の学生・院生も10名参加し、引率含め計25名程度のチームとなる予定)
自己負担額:1人当たり3万円を徴収する予定
応募方法:参加希望者は、①氏名、②所属学部・研究科、③学年、④性別、⑤志望動機(日本語400字から600字程度)、⑥韓国語学習歴(選考基準とはしません)、⑦メールアドレス、⑧電話番号を記し、[email protected]までメールを送信して下さい。
応募締切:2018年6月1日(金)23:59
問い合わせ先:[email protected]
備考:選考結果は、6月6日(水)までにメールにてお知らせする予定です。参加メンバー決定後、詳細なツアーの説明会や事前学習会を、7月下旬まで毎週金曜6限に学内で行う予定です。原則、出席してください。

【スケジュール案】 (一部変更の可能性があります)
8月17日(金)
12時20分 羽田空港発(KE2708便)→14時40分 金浦空港着
高麗大チームと合流後、東亜日報社訪問〔高麗大CJハウス泊〕
8月18日(土)
陜川(ハプチョン)テーマパーク見学後、「原爆被害者福祉会館」訪問〔海印寺観光ホテル泊〕
8月19日(日)
世界遺産・海印寺見学後、老斤里(ノグンリ)事件の現場・老斤里平和公園を見学〔大邱のホテル泊〕
8月20日(月)
大邱(テグ)「国債報償運動記念館」見学後、ソウルで自由時間(班別行動)〔高麗大CJハウス泊〕
8月21日(火)
烏頭山統一展望台または非武装地帯(DMZ)の展望台ツアー後、景福宮見学〔高麗大CJハウス泊〕
8月22日(水)
安重根紀念館見学後、金浦空港へ
16時15分 金浦空港発(KE2709便)→18時半 羽田空港着

◆「韓国のヒロシマ」と韓国人被爆者問題
日本の植民地支配下(1910~1945年)に徴兵や徴用、また植民地収奪によって渡日を余儀なくされた朝鮮人のうち、1945年8月6日に広島で5万人、同9日長崎で2万人の計約7万人が原爆を浴び、約4万人が死亡しました。日本敗戦・朝鮮独立によって2万3千人が帰国しましたが、解放後の祖国の混乱や朝鮮戦争(1950~53年)のため日本に残留した人は7千人(韓国原爆被害者協会推計)。被爆者は原爆後遺症と貧困、差別に苦しみました。
1965年の日韓国交正常化に伴う「請求権協定」によって植民地被害者に対する補償は「解決済み」とされ、切り捨てられた韓国人被爆者は日本人と同等の援護を訴えてきました。日本政府は1974年から韓国人被爆者への被爆者健康手帳の交付を始めましたが、証人探しが困難で、医療費など援護の「内外格差」は深刻な問題です。現在、同協会に登録している被爆者は2300人強。うち半数が陜川に居住し、ここは「韓国のヒロシマ」と言われています。

 

 

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