東北地方太平洋沿岸部は大震災によって大打撃を受け、多くの命を奪い、そして多くの日常を喪失しました。5年目を迎え、以前の日常も徐々にですが戻ってきました。しかし東京や仙台等の都市から提案される施策は、地域の現状とかけ離れているものも多いのも実情です。
今回映画「赤浜ロックンロール」を鑑賞後、映画同様に気仙沼市前浜地区で復興に向けて頑張っている方々と一緒に東北の未来を語り合います。前浜地区は津波防災を考える勉強会を重ね、住民たちが率先して意見を集約し「防潮堤はいらない」との結論にたどりついた地域で、早稲田大学WAVOCの「海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム」を通じた活動も行っています。
被災地域では漁業をはじめとする産業再生、コミュニティー再生、そして防潮堤と難題が山積していますが、実は今後日本全国の問題に繋がるなるものばかりです。みなさんもこの機会に、この映画そして東北を通して未来について考えてみませんか?
※WAVOC「海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム」とは?
「海と生きる」を復興のキャッチフレーズとする気仙沼市で、コンクリートの防潮堤だけに頼らず、地元の植生にもとづいた津波に強い照葉樹(常緑広葉樹)主体の防潮林を作ることで、未来のいのちを守ろうとするプロジェクト。この活動を軸に、気仙沼文化や地域コミュニティの再生支援にも携わっています。
映画公式サイト:http://u-picc.com/akahama_rocknroll.html
チラシはこちら
開催要項
- 【開催日】8月5日(水) 18:45~21:30(開場18:15)
- 【場所】早稲田大学早稲田キャンパス3号館305教室 ※入場料無料・定員170人http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
- 【プログラム】
18:45-19:00 主催者挨拶&趣旨説明
19:00-20:30 「赤浜ロックンロール」上映
20:30-21:30 スペシャルトーク
千葉 一 氏(気仙沼市震災復興市民委員会委員、東北学院大学講師)
菊地 敏男氏(気仙沼市前浜地区 漁師)
廣瀬 俊介氏(環境デザイナー、東京大学研究員)
廣重 剛史氏(目白大学講師、WAVOCコーディネーター)
- 【参加方法】 どなたでも参加可能となっております。
下記の応募フォームから申し込みをお願いいたします。
※入場料無料・定員170人 - 【申込み方法】下記のURLから必要事項をご記入し応募をしてください。
http://env-reconst.org/?page_id=339 - 【主催】 一般社団法人環境復興機構
- 【共催】 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)
一般社団法人前浜おらほのとっておき
椿の学びづくり推進協議会
- 【問い合わせ】
一般社団法人環境復興機構 [email protected]