【開催レポート】【WAVOC×AWS】「音楽ボランティアの社会貢献への可能性」アカペラワークショップ~ハーモニーでつながろう!~(2024/6/23)
2024年6 月23日(日)、大隈記念小講堂にてWAVOCと一般社団法人Always With Smile(AWS)の共催で「『音楽ボランティアの社会貢献への可能性』アカペラワークショップ~ハーモニーでつながろう!~」を開催しました。
冒頭でWAVOCから本イベント開催の趣旨が伝えられ、AWS代表の北山陽一さんが参加した31名の学生に向けて「音楽家から見た『うた、音楽』」、「アカペラが持つ社会貢献への可能性」について講演を行いました。参加した学生からは、「アカペラで楽しいことをしよう」という北山さんのお話が印象に残ったという声や「AWSの活動内容を知り、感銘を受けた」といった感想が寄せられました。また、「音楽ボランティアの活動内容を直接聞くことができ、バンドクリニックを生で見られたことが印象的だった。」という声もありました。
このワークショップでは、「バンドクリニック(バンクリ)」という練習法を通じて、本学アカペラサークル「Street Corner Symphony」の1グループが壇上に上がり、北山さんから直接指導を受ける様子が時折解説を交えながら進行しました。歌う際の心の持ち方や歌唱を深く分析・実践する指導は、直接指導を受けた学生だけでなく、その様子を見ていた参加者全体にとっても非常に貴重な経験となりました。

<バンドクリニックの様子>
セッション全体を通して、WAVOCとAWSがこれまで歩んできた気仙沼や女川での音楽ボランティア活動について、「音楽家から見た『うた、音楽』」や「アカペラが持つ社会貢献への可能性」、そしてAWSの活動に込められた「災害復興支援への想い」を、音楽ボランティア活動を実践している当事者から直接聞くことができる貴重な機会となりました。また、参加学生とAWSメンバーが交流を深める時間も設けられ、会場は終始盛り上がっていました。
WAVOCでは、音楽ボランティア活動をはじめ様々な活動で、自分にできること、やれるかもしれないことを見つけ、一歩踏み出そうとする学生の皆さんを応援しています。次回の音楽ボランティアワークショップは、2024年9月30日(月)に開催する予定です。参加者募集の詳細は、9月初旬にWAVOCウェブサイトに掲載しますので、音楽やアカペラに興味がある方、AWSで一緒に活動してみたい方、ボランティアに興味がある方はぜひご参加ください。
<一般社団法人Always With Smile(AWS)紹介>
AWSは、東日本大震災を機に北山陽一氏が発足した団体で、アカペラを通じて被災地の人々と繋がる活動をしています。社会人や大学のアカペラサークルに所属する学生を中心に毎回即席のグループを組んで訪問し、これまでに宮城県気仙沼市で通算活動回数92回、牡鹿郡女川町で80回、定期的にアカペラ教室を開催して、現地の人々と一緒に歌う取り組みを行っています。