本学の早稲田オープン・イノベーション・エコシステム挑戦的研究プログラム(W-SPRING)の支援を受けている博士学生5名が、2024年9月~12月の日程で開催されている「STEM分野の女性のための日米協働リーダーシッププログラム(U.S-Japan Collaborative Leadership Program for Women in STEM)」に、選考を経て参加しました。
本プログラムは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のLeadership and Professional Skills and Strategies(LEAPS)プログラムを創設したアンゲリキ・リゴス博士が、女性特有のニーズに合わせてLEAPSを再編成したもので、同じくリゴス博士が設立した非営利組織Epistimiがプログラムを提供しています。対象はSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)分野の大学院生等で、英語で実施されます。5日間の対面形式の集中講義・ディスカッションと6回のオンラインミーティングをとおして、「自己のキャリア・人生を導く」及び「他者を導く」に焦点を置いたコースを履修します。参加者各々のリーダーシップ・プロジェクトをリーダーシップ力を活用する題材として用いる実践型のプログラムです。
今回は、9月2日(月)~6日(金)の日程で、朝9時から夕方17時まで、「ビジョン、意思決定力とリーダーシップスタイル」、「対立のスペクトラム」、「コーチング法とメンタリング」等の対面講義が行われました。今後、オンラインミーティングでさらに理解とスキルを深めていく予定です。
W-SPRINGでは、日本の科学技術・イノベーションの将来を担う意欲のある博士学生を対象として、経済的支援に加え、キャリア開発・育成のための様々な機会を提供しています。今後も社会変革に挑戦する博士人材育成のための支援を継続していきます。