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国際頭脳循環の加速へ:ASPIRE事業に採択

このたび、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が募集した先端国際共同研究推進事業で実施する「TOP研究者/TOPチームのためのASPIRE」に、本学理工学術院の大久保將史教授、川西哲也教授の提案がそれぞれ採択されました。

本募集は、協力相手国・地域の研究資金配分機関や研究機関などのプログラムで支援されている、または支援される予定の研究者と、AI・情報、バイオ、エネルギー、マテリアル、量子、半導体、通信の7分野で国際共同研究を実施する日本側研究者からの提案を募ったものです。7分野で計74件の応募から、大久保教授・川西教授の提案を含む26課題が採択されました。

採択課題

エネルギー分野

  • 応募タイプ
    TOPチームのためのASPIRE
  • 課題名
    分散型国際ネットワークが実現する基盤蓄電技術革新とネットゼロ社会
  • 日本側研究代表者
    理工学術院 教授 大久保 將史 ※研究紹介映像はこちら
  • 日本側チーム構成
    早稲田大学、東京大学、東京理科大学、物質・材料研究機構、横浜国立大学、大阪公立大学
  • 環太平洋側カウンターパートチーム 参画研究者所属機関
    パシフィックノースウェスト国立研究所、カリフォルニア大学サンディエゴ校、ブラウン大学、ニューサウスウェールズ大学
  • 欧州側カウンターパートチーム 参画研究者所属機関
    フンボルト大学ベルリン、バーミンガム大学、ロンドン大学キングスカレッジ

通信分野

  • 応募タイプ
    TOP研究者のためのASPIRE
  • 課題名
    マルチフィジックスICTシステムデザイン
  • 日本側研究代表者
    理工学術院 教授 川西 哲也
  • 相手国
    ドイツ

 

先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)とは

日本は、国際共同研究の相手国として欧米等先進国から高い期待を向けられていますが、国際共著論文数が諸外国と比べて相対的に低下しており、研究者交流も停滞するなど、現在、世界の国際頭脳循環のネットワークの中に入っていないことが課題となっています。この要因として、日本における既存の国際共同研究の枠組みの規模や支援期間が十分でないこと、日本人研究者の国際科学トップサークルからの脱落や若手人材の育成機会の損失が生じていること、があげられます。

この解決のためASPIRE事業では、政府主導で設定する先端分野において、欧米等先進国を相手として推進する大型国際共同研究に対し十分な予算を担保し、当該共同研究を通じて日本と科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、我が国の研究コミュニティにおいて国際頭脳循環を加速することを目指します。

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