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ムーンショット型研究開発制度プロジェクトマネージャーに青木隆朗教授が新規採択

このたび、内閣府が統括する「ムーンショット型研究開発制度」のプロジェクトマネージャーとして、本学から新たに青木 隆朗 教授の研究開発プロジェクトが採択されました。

採択プロジェクト

プロジェクトマネージャー

青木 隆朗(理工学術院・教授)

 

研究開発プロジェクト

「ナノファイバー共振器QEDによる大規模量子ハードウェア」
日本発の独自技術であるナノファイバー共振器QEDに基づく新方式の量子コンピューターハードウェアを開発します。単ユニットの10,000物理量子ビット程度までの大規模化とその分散化、さらに最終的な社会実装までを推進します。それにより、2050年には、圧倒的に大規模な量子ビット数を持つ分散型の誤り耐性汎用量子コンピューターと量子インターネットの実現を目指します。

 

 

ムーンショット型研究開発制度

日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する新たな制度で、内閣官房、内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省が連携し、研究開発を推進します。総合科学技術・イノベーション会議で決定された7つのムーンショット目標について、各目標における研究開発全体責任者であるプログラムディレクターの下、プロジェクトマネージャーは、ムーンショット目標達成および研究開発構想実現に至るシナリオの策定、研究開発プロジェクトの設計、研究開発体制の構築、研究開発プロジェクトの実施管理などを行います。

 

青木教授は科学技術振興機構(JST)が推進する【ムーンショット目標6】の達成を目指す研究開発プロジェクトを実施して参ります。

 

ムーンショット目標

1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現

3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現

5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出

6.2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現

 

 

本学では、昨年度までに以下3名が「ムーンショット型研究開発制度」にプロジェクトマネージャーとして採択されており、プロジェクトを実施しています。

菅野重樹(理工学術院・教授)

研究開発プロジェクト
「一人に一台一生寄り添うスマートロボット」

竹山春子(理工学術院・教授)

研究開発プロジェクト
「土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築」

由良 敬(理工学術院・教授、お茶の水女子大学基幹研究院・教授)

研究開発プロジェクト
「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けたコオロギが支える循環型食料生産システムの開発」

 

内容に関するお問い合せ先

早稲田大学研究推進ワンストップ窓口

https://waseda-research-portal.jp/inquiry/

 

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