Research Activities早稲田大学 研究活動

News

ニュース

JSPS海外研究連絡センター長(ロンドン、ストックホルム)に本学から2名が就任

海外各国と日本との学術交流や協力体制の構築を推進

日本学術振興会(JSPS)海外研究連絡センターは、諸外国の学術振興機関との連携強化と学術の国際交流推進を目的として、世界9か国10都市に設置されています。このうち、ロンドン研究連絡センター長には、本学の小林直人名誉教授が2021年5月から就任しております。またこの度、2022年5月からストックホルム研究連絡センター長に本学の黒田一幸名誉教授が就任することが決定しました。

就任者の紹介とメッセージ

小林 直人(ロンドン研究連絡センター長)

メッセージ:2021年5月に日本学術振興会(JSPS)ロンドン研究連絡センター長を拝命し、8月初旬にロンドンに赴任しました。当センターの主たる使命は日英の学術研究交流・協力の促進ですが、コロナ禍のために対面でのセミナーやシンポジウムなどを開催できず、例年のような交流活動が進展していないのが残念です。一方で、すでに英国の大学に関する種々の調査を進めています。特に英国の大学では研究者数や研究予算などのリソース投入量に比べて論文などの研究成果の量が日本などに比べて極めて大きく、その効率性の良さは注目すべきものがあります。また研究、教育、知識移転などすべての面で大学の組織評価があり、それらをしっかりと行っている大学は大したのものだと思います。Brexitを終え、今は日本の大学にとって英国との交流・連携を活発にする良いチャンスですので、JSPSも活動を強化したいと思います。ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

【略歴】1973年京都大学物理学科卒業、1978年同工学研究科博士課程修了、工学博士。同年、通商産業省電子技術総合研究所入所。2001年産業技術総合研究所光技術研究部門長、2003年同理事。2009年早稲田大学研究戦略センター教授(のち所長)、研究院副研究院長兼務、2020年定年退職、参与・名誉教授。2021年から現職。専門は光工学、半導体材料工学、量子ビーム科学、研究戦略・評価論。

黒田 一幸(ストックホルム研究連絡センター長)

メッセージ:2022年 5月に日本学術振興会ストックホルム研究連絡センター長に就任するにあたり、ご推薦下さいました本学関係者の皆様に感謝申し上げます。当センターは北欧とバルト3国を対象国とし、日本との学術交流や協力体制の構築と推進を使命としています。国際学術交流は我が国の学術の発展と研究推進に極めて重要で、センター長として貢献できることは大変名誉なことと存じます。我が国とスウェーデンの大学間研究連携のプロジェクトとしてMIRAI2.0が進行中で、早稲田大学も幹事校の一つとしてその推進に重要な役割を果たしており、今後の更なる交流深化に努力致します。若手研究者を含め国際交流の更なる発展を促し、日欧の絆の強化や日本の学術発展に貢献できるよう全力で取り組みます。ロンドン研究連絡センター長として本学から小林直人先生が赴任しておられ、心強く思っております。誠心誠意取り組みますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

【略歴】1974年本学理工学部応用化学科卒。1979年同博士課程修了/工学博士(早稲田大学)。同年理工学部助手、専任講師、助教授を経て1989年より同教授。理工学部教務副主任、環境保全センター所長、各務記念材料技術研究所長、ナノ・ライフ創新研究機構長を歴任。2021年名誉教授。日本化学会副会長、ゼオライト学会、日本粘土学会、日本ゾルゲル学会、及び私立大学環境保全協議会会長を歴任し、現在日本化学連合副会長、日本セラミックス協会会長。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/research/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる