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理工学術院の棟近雅彦教授のグループがJST(科学技術振興機構)戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)に採択されました

JST(科学技術振興機構)戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)に採択

JST(科学技術振興機構)は、社会技術研究開発センター(RISTEX)の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における平成26年度の新規プロジェクトを決定し、本学から1件の申請プロジェクトが採択されました。 社会技術研究開発は、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。

JST(科学技術振興機構)戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)

研究開発領域: 「コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造」
研究課題名: 「医療における地域災害レジリエンスマネジメントシステムモデルの開発」
研究代表者: 棟近 雅彦(理工学術院 教授)
概要: 東日本大震災での医療の経験からも明らかなように、災害が発生しても医療事業を継続可能にすることは、医療機関だけでなく地域の安全・安心な社会を作る責務を持つ自治体にとっても不可欠な活動である。災害時における医療の継続性を確保するには、医療の地域レジリエンスを評価し、高めることが急務となっている。医療の地域レジリエンスとは、災害が発生しても、対象地域における医療事業に関係する組織・団体が、通常診療業務と災害時の緊急医療業務を継続・運用でき、万が一機能喪失した場合にも速やかに復旧できる状態・状況を常に維持し、さらに必要に応じて向上できる能力である。本プロジェクトでは、医療の地域レジリエンスを高めるための方法論の提案を目的とする。具体的には、埼玉県川口市周辺地域を対象コミュニティとし、医療の地域レジリエンスを評価するための評価モデル、およびそれを向上させる仕組みである地域災害レジリエンスマネジメントシステムのモデルを開発する。
関連リンク: 戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)平成26年度における新規プロジェクトの決定について
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