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2016年度 早稲田大学リサーチアワード WASEDA RESEARCH AWARD 表彰式

2017年1月24日、大隈会館で、早稲田大学リサーチアワード WASEDA RESEARCH AWARD 表彰式が行われました。本学では、独創的研究の推進と国際的な情報発信力の強化を目的として、大型研究プロジェクト推進(Large Research Project)と国際研究発信力(High-Impact Publication)の部門で研究者を表彰しています。

集合写真
表彰式では、古谷修一教務部長により開式がなされ、鎌田薫総長より祝辞が述べられました。石山敦士研究推進担当理事が本学の研究活動について、さらなる国際的な活躍を期待すると述べました。表彰は鎌田総長より一人ずつ手渡され、固い握手を交わしました。
同時に、ティーチングアワード総長賞の授賞式も開催され、祝賀会では、各受賞者たちが分野を超えて歓談をする姿がありました。

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なお、受賞した研究者と受賞のコメントは以下の通りです。詳しい研究内容はそれぞれのリンクか、または「2016年度 早稲田大学リサーチアワード WASEDA RESEARCH AWARD の受賞者が決定」のニュースをご参照ください。

大型研究プロジェクト推進(Large Research Project)(50音順)
※前年度実績に基づく

大木 義路 教授(理工学術院総合研究所)

Prof. Yoshimichi Ohki_HIP
研究課題名:電気・計装設備の長期健全性評価技術調査研究
コメント:助手の頃、恩師矢作先生が行われていた、「放射線が有機高分子の電気特性に与える影響」という研究をお手伝いしたことを契機として、関連テーマを細々と続けておりました。20年ほど前に、原子力の規制当局や関連独法に電気設備の安全性についての意見を求められるようになりました。そこで、自分でも本格的に基礎から研究をやり直してみようかという気になりました。幸い、たとえば、長いケーブルの何処が劣化しているかを見つける手段などについて、「世界一」と自負できる成果が出せるようになりました。このテーマを与えて頂いた恩師や協力頂いている多くの方々に厚く感謝しております。

 

大聖 泰弘 教授(次世代自動車研究機構)

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研究課題名:燃料改質システムを利用したハイブリッド燃焼による熱効率向上
コメント:本研究は、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム11テーマの一つである「革新的燃焼技術」(平成26年度から5年間)において、乗用車用エンジンの正味熱効率50%の達成を目指す一環として取り組んでいる研究課題です。具体的には、学内の共同研究者とともに、排気エネルギーを有効利用する技術を中心に、燃料の一部を改質して得られる可燃ガスを還流して新気と混合することで燃焼の改善に役立て入ることを狙いとしています。また、ターボ過給システムや熱電素子の利用にも取り組み、それらの熱効率全体に及ぼす効果についても評価しています。

 

高西 淳夫 教授(理工学術院総合研究所)

Prof. Atsuo Takanishi_LRP
研究課題名:極限環境下での高いアクセシビリティを持つ脚型ロボットの開発
コメント:東北大の田所諭先生をプログラム・マネージャとして、内閣府主導の革新的研究開発推進プログラム「ImPACT」のタフ・ロボティクス・チャレンジの一環として、本学高等研究所の橋本健二研究室、三菱重工業株式会社とともに災害時用のロボットを開発しています。最新のWAREC-1(WAseda REsCuer-No.1)は4つの肢を持つ脚型ロボットで、1肢7自由度の全28自由度を持ち、垂直はしごの昇降だけでなく、4脚や2脚歩行も可能なように設計されています。これにハンドや各種センサ類も付加し、国内多数の人工知能や災害対応ロボットの研究者とともに、従来にないタフな災害対応ロボットを開発していく予定です。

 

巽 宏平 教授(情報生産システム研究センター)

Prof. Kohei Tatsumi_LRP2016
研究課題名:自動車向けSiC耐熱モジュール実装技術の研究開発
コメント:本研究は、ハイブリッド自動車や電気自動車のインバータ装置用のパワーモジュールに関するもので、従来のSiにかわるSiC半導体を使用し、高効率でかつ高温での動作を可能とすることを目的としています。プロジェクトは産・官・学の参画機関が密接に協力し、メンバーが大変熱意をもって取り組んでいただいているおかげで、実用化に向けた研究開発が大いに進展しています。さらなる自動車の省エネ化のみならず、太陽電池などの実装長期信頼性の大幅な向上にも貢献できる技術として期待されています。

 

西出 宏之 教授(理工学術院総合研究所)

Prof. Hiroyuki Nishide_LRP
研究課題名:革新的低コスト太陽電池の研究開発
コメント:軽くて柔らかなシート状で、拡げて太陽光に当てると変換効率20%で電流が取り出せる。そのような太陽電池の実現目指したプロジェクト研究を、学生と一緒に研究室で展開しています。世界で競いあう熱い研究の成果を、国内外に発信もしています。

 

林 泰弘 教授(スマート社会技術融合研究機構)

Prof. Yasuhiro Hayashi_LRP
研究課題名:汎用的な実証基盤体系を利用したシナリオ対応型分散協調EMS実現手法の創出
コメント:この度は、リサーチアワード(大型研究推進プロジェクト)を受賞させて頂きまして、誠に有難うございます。3年連続で本賞を受賞できましたのも、ひとえにスマート社会技術融合研究機構(ACROSS)の先生方とスタッフの皆様ならびに林研究室の学生の皆様からの多大なるご支援の賜物です。この場をお借り致しまして、心より深く感謝申し上げます。電力・エネルギーと環境を取り巻く世界各国の課題は多岐にわたっており、多くの研究課題が山積しております。本受賞を励みとし、WASEDA VISION 150が掲げる「新たな教育・研究分野への挑戦」を、微力ではございますが進めて参りたいと思います。今後とも、皆様のご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

国際研究発信力(High-Impact Publication)(50音順)
※前年度実績に基づく

秋本 崇之 教授(スポーツ科学学術院)

Prof. Takayuki Akimoto_HIP
コメント:早稲田大学に赴任早々に、早稲田大学リサーチアワード(国際研究発信力)いただき大変恐縮しております。
今回の受賞は前任校を含むこれまでの我々の仕事を評価していただいたものと理解しております。これら一連の仕事は、研究室のスタッフや学生、卒業生をはじめ、国内外の多くの方々からのご協力・ご支援の賜物であります。また、研究の資金的な支えである、国やファンディング・エージェンシー、民間の財団による研究助成にも感謝いたします。今後は、これまでの研究をさらに発展させ、基礎と応用の両面から筋生物学の研究を展開していきたいと考えています。今後とも皆様のご指導,ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 

秋山 充良 教授(理工学術院)

Prof. Mitsuyoshi Akiyama
コメント:2011年4月より早稲田大学に奉職して5年が過ぎました。その節目にこのような賞をいただき、大変に光栄に存じます。2011年3月の東日本大震災を受け、この被害の教訓を世界各国の研究者・技術者と共有するとともに、次の災害を防ぎ、軽減するためのハード・ソフト両面の方策を研究室の学生たちと日々研究し、その成果の国際的な発信に努めてきたところです。この場をお借りし、研究室の全ての学生に改めて感謝したいと思います。また、様々な形でご支援を賜っている社会環境工学科の先生方に心より御礼申し上げます。今後も、自然災害の脅威から解放される、安全・安心な社会基盤の実現に向け、研究を展開していく所存です。引き続きのご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

岩瀬 英治 准教授(理工学術院)

Dr. Eiji Iwase_HIP
コメント:このたびは、このような賞を大学からいただくこととなり大変光栄に思っております。特に、金属ナノ粒子により金属配線を自己修復させる研究などは、5年前に早稲田大学に着任し自分自身の研究室を持つようになってから取り組んだ研究であり、それらの研究に関する国際発信が評価されたことを嬉しく思っております。行っている研究は、マイクロ加工など、装置や研究環境が必要な研究になります。そのため、このような研究を進めるための環境を供与いただいた機械科学・航空学科、ナノ・ライフ創新研究機構を始めとする早稲田大学の先生方に感謝を申し上げます。

 

上田 晃三 教授(政治経済学術院)

Prof. Kozo Ueda
コメント:この度は、リサーチアワードを頂き、大変光栄です。そして、私のこれまでの研究の積み重ねが審査委員の方々にこうして評価されたこと、率直にうれしく思います。とはいえ、私は自身の業績の現状に決して満足しておりません。世界でトップクラスのジャーナルには未だ投稿できておりませんし、周りには私以上に優れた業績を出している同僚が数多くいて日ごろ刺激を受けています。今回の受賞を糧にして、今後もこれまで以上に研究に邁進していきます。今回は誠にありがとうございました。

 

岡島 義 助教(人間科学学術院)

Dr. Isa Okajima_HIP
コメント:大変名誉ある賞を受賞し、恐悦至極にございます。今回の受賞は、共同研究者の先生方からのご指導・ご支援の賜であり、心より感謝申し上げます。私の専門である臨床心理学領域では、世界的に見ても睡眠問題に関する研究は少ないのが現状です。斯く言う私も、はじめは不安とうつの問題に関する研究を行っていました。しかし、睡眠学の知識を得るごとに興味関心が高まり、それと合わせて睡眠問題がこころとからだに及ぼす影響の重大性を痛感するようになりました。
今後も、睡眠問題に関する研究に精進するとともに、臨床心理学領域や近接領域において、睡眠問題を抱える人々への有効なアプローチの普及に努めていきたいと思います。

 

下田 啓 准教授(法学学術院)

Dr. Hiraku Shimoda_HIP
コメント:この度は名誉ある賞を思いがけず拝領し、大変恐縮に存じます。今回ご評価頂いた、近代日本における国民国家形成や戦後神話の歴史的検証は、主に英文にて発信して参りました。より幅広い読者層に研究成果を紹介した結果、予期せぬ方面より反響を頂き、国際的な人間関係を築くことができました。それを可能にしたのは、法学学術院の諸先生方・職員方のご支援であります。この場にて、心より御礼を申し上げます。なお、早稲田大学の手厚い研究支援体制なしには、これまでの成果は得られなかったことでしょう。この賞を励みに、さらに邁進して参りますので、今後とも皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。

 

千葉 清史 准教授(社会科学総合学術院)

Dr. Kiyoshi Chiba_HIP
コメント:早稲田大学就任初年にして、このような栄誉ある賞をいただけましたこと、身に余る光栄でございます。授賞理由となりました私の著書(タイトル邦訳:『時空的現実についてのカントの存在論:『純粋理性批判』の反実在論的解釈の試み』)は、私のドイツでの11年の研究の研究成果の集大成であり、その完成に至るまでには、多くの方々からご支援をいただきました。この受賞を、まずは、研究上でも研究外でも私を支えてくれたドイツの友人たちと共に喜びたいと思います。
この受賞を心の励みとして、早稲田大学でのさらなる教育・研究活動に尽力させていただく所存でございます。今後とも皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 

シルヴァン ドゥテ 准教授(国際学術院)

Dr. Sylvain DETEY_HIP
コメント:I feel very honored and grateful to receive this award, with a sense of optimism for the future of international research in Waseda University. I also feel lucky to have been helped by my collaborators from all over the world in the PFC group of French corpus linguistics. This international research network, combining both high-level interdisciplinary scientific demands and social openness, made it both challenging and fulfilling to try and further our understanding of the sociolinguistic dynamics of contemporary French and its acquisition by non-native learners, as well as its implications for foreign language education. Research and education: a link at the core of what universities are, and for which international projects, networks and standards are essential to ensure the sustainability of our academic environment. As international-minded scholars, aiming for high-quality research output should always be one of our top priorities, and an inspiration for our students.

 

柳谷 隆彦 准教授(理工学術院)

Dr. Takahiko Yanagitani_HIP
コメント:このたびは、このような素晴らしい賞を頂きまして誠に光栄に存じます。これまで、実際社会に役に立つ研究、オリジナリティのある研究を目指して頑張ってまいりました。このことをご評価頂けたことを大変うれしく思っております。また、比較的知られていない音響デバイスの分野を取り上げて頂きましたことを感謝しております。学科の皆様には多大なご支援と励ましを頂きまして、本学に着任してから数ヶ月ほどで実験を立ち上げることができ、成果につながりました。厚くお礼申し上げます。また、まだまだ若輩者の私に期待してついてきてくれている学生諸君に感謝しております。
この受賞を励みに研究を更に発展させ、実用化に挑戦していく所存ですので今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

吉田 敬 講師(専任)(社会科学総合学術院)

Dr. Kei Yoshida_HIP
コメント:この度は2016年度早稲田大学リサーチアワード(国際研究発信力)を受賞し、大変光栄に存じます。英語による著書や論文の出版を評価していただいたおかげで、今回の受賞の運びとなりました。この場をお借りして、執筆や出版に際してご支援くださった国内外の多くの皆様に厚く御礼申し上げます。浅学非才の身ではありますが、国際的に通用する優れた研究を行うべく更に精進していく所存です。今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

 

寄田 浩平 教授(理工学術院)

Prof. Kohei Yorita_HIP
コメント:ヒッグス粒子の性質解明は、質量の起源、時空の理解や初期宇宙の法則解明にもつながる重要な研究課題です。この難題を解決するべく、大型衝突加速器LHCを用いた国際共同実験をたくさんの仲間とともに推進してきました。今回、リサーチアワード(国際研究発信力)として、このような純粋基礎物理学分野の研究成果が評価されたことを大変うれしく思っております。今後も素粒子物理学での「新しい発見」に向け、邁進したいと思っております。ありがとうございました。

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