早稲田大学は2022年4月1日より新たに、教職員の配偶者、子、親族を対象とした赴任制度、育児・介護支援、休暇・休職等の人事諸制度において、教職員のパートナー(※)、パートナーの子、パートナーの親族への適用を開始いたします。
本学は「早稲田大学ダイバーシティ推進宣言」に基づき、性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢などにかかわらず、構成員の誰もが尊厳と多様な価値観や生き方を尊重され、各自の個性と能力を十分に発揮できる環境の整備に努めてきました。
特に近年は、教育・研究・就労の場におけるダイバーシティ推進という観点から、LGBTQ+への理解を深めるための講演会の開催、教職員対象の「ダイバーシティ&インクルージョンセミナー」、「ALLY(アライ)養成研修」の実施など、LGBTQ+が働きやすい職場づくりを進めてまいりました。
今後も性的指向や性自認にかかわらず、多様な人々が共に協働する公平な職場環境の構築のために、ダイバーシティの尊重・推進に努めてまいります。
なお、今回の適用拡大は、Waseda Vision 150の核心戦略12『進化し続ける大学の仕組み創設』および13『早稲田を核とする新たなコミュニティの形成』に寄与するものであります。
※「パートナー」について
どのような性別同士であるかを問わず、教職員等と事実上婚姻と同様の事情にあると大学が認めた者を「パートナー」とし、教職員の配偶者と同様に上記制度を適用します。