人間の健康な発生・発達と生涯にわたる健康の維持に関する学理と応用に関する研究を行うことを目的とする。健康の中でも脳とこころに特に重点を置く。
研究キーワード:脳科学、認知症、自閉スペクトラム症、予防医学、環境毒性学
人間の健康な発生・発達と生涯にわたる健康の維持に関する学理と応用に関する研究を行うことを目的とする。健康の中でも脳とこころに特に重点を置く。
研究キーワード:脳科学、認知症、自閉スペクトラム症、予防医学、環境毒性学
本研究では、人間の健康について環境因子の側面から、サイエンスの最先端技術を駆使して明らかにしていく。特に要求の高い「脳とこころ」を主なテーマとして、その健康な発達と維持を助ける環境因子、健康から逸脱させる環境因子について調べることで、脳とかなにか、こころとはなにかを明らかにするとともに、健康からの逸脱を予防する方法、逸脱を治療する方法について検討する。人間科学部教員をコアメンバーとした学際研究をもとに、国内外の研究機関、大学と連携して環境医科学研究を展開する。
脳とこころの謎がほぼ未解明であることは、精神神経疾患の根本治療薬が存在しないことからも明らかである。少子高齢化社会において、健康な発達と健康の維持に関する医学研究は喫緊の課題であり、同時に有害物質の曝露影響を中心とした環境学分野においても、脳の解明を待ってから対応できず、やはり喫緊の課題である。
そこで本研究では、脳とこころの謎を解明する「知の探求」と「知の利用」による医学および環境学を出口とした社会貢献を同時並列的に推進することで、探求と利用の両者を相乗的にブレイクスルーをはかる研究戦略をとる。産官学による共同研究をアカデミア主導で実現するため、プロジェクト研究所を設置し、製薬、食品産業の研究者と国立研究機関の研究者を招聘する。
掛山 正心[かけやま まさき](人間科学学術院)
【研究所員】
掛山 正心(人間科学学術院教授)
榊原 伸一(人間科学学術院教授)
永島 計(人間科学学術院教授)
古山 宜洋(人間科学学術院教授)
三嶋 博之(人間科学学術院教授)
杉森絵里子(人間科学学術院教授)
百瀬 桂子(人間科学学術院教授)
熊野 宏昭(人間科学学術院教授)
梶井 靖(上級研究員(研究院教授))
【客員研究員】
西森 克彦(客員上級研究員(研究院客員教授))
松本 光晴(客員上級研究員(研究院客員教授))
和田 圭司(客員上級研究員(研究院客員教授))